柴田ヨクサルの代表作。厳しい将棋の世界を、賭け将棋を生業とする真剣師の視点で描いた異色作。プロ棋士を目指していたが、挫折した青年・菅田健太郎が、アキバの受け師・中静そよやライバルたちとの出会いを通じて、真剣師として、また人間としても大きく成長をしていく姿が描かれる。絵よりも吹き出しが大きいという独特なコマ割りが特徴。また、物語が進むにつれて、将棋での対局表現が豊かになり、バトル漫画のような表現手法が増えていく。集英社「週刊ヤングジャンプ」2006年41号から2014年33号まで連載。2008年5月実写ドラマ化。