勝木光の初連載作にして代表作。勉強だけが取り柄だった少年がテニスに出会い、一流のテニスプレーヤーとして成長していく過程を描いたスポーツ漫画。スポーツ漫画としては珍しく、主人公の丸尾栄一郎はフィジカル面での優れた才能はなく、天性の動体視力と頭脳を活かしたデータ分析で相手に勝つという独自のテニス理論が展開される。派手な必殺技なども登場せず、あくまでリアルさを追求した描写が特徴。「週刊少年マガジン」2007年46号から2017年48号まで連載。2014年、第38回「講談社漫画賞」少年部門を受賞。2014年4月にテレビアニメ化され、2016年7月にAmazonプライム・ビデオ配信で実写ドラマ化された。