戦国時代の真っただ中に、記憶を失くして取り残されていた現代の料理人が、自らのたった一つの武器ともいえる料理の腕で織田信長の料理頭となり、様々な歴史の局面に関わっていく物語。主人公は単に信長のための食事を作るだけでなく、自らの提供する料理によって歴史が動く様を目の当たりにし、己の生き様に反映させていく。登場する戦国武将や大枠の出来事はほぼ史実に則っており、織田信長に惚れこんだ主人公目線での詳細な「if」を考察する内容となっている。芳文社「週刊漫画TIMES」2011年3月18日号から2024年4月12日号まで連載。約13年にわたる長期連載となった。