高橋留美子が『犬夜叉』完結から約1年後にスタートした作品で、小学館「週刊少年サンデー」では4作目の連載作品となる。現代日本の高校を舞台に、幽霊が見える女子高校生、真宮桜と、さまよう魂を導くお祓(はら)い屋の男子高校生、六道りんねを中心とした鎮魂の物語。幼い頃に神隠しに遭い、あの世でもこの世でもない境界「輪廻(りんね)の輪」の近くに連れて行かれた過去を持つ桜は、それ以来幽霊を見ることができるようになった。一方のりんねは貧しく、学校中から寄せられる霊の悩みを解決し、その依頼料であるお賽銭やお供え物で生活している。この世に未練を残してさまよう幽霊たちを輪廻の輪へと送るため、二人は契約黒猫の六文をはじめとする個性豊かな仲間たちと共に、この世に未練を残してさまよう幽霊たちを輪廻の輪へと導いていく。本作は、ハードかつシリアスな作風だった高橋留美子の前作『犬夜叉』から一転して、気軽に楽しめる学園鎮魂コメディ。輪廻の輪という仏教的な概念を取り入れ、死神や幽霊、霊界といった要素を含む独自のファンタジー世界が構築されており、霊界の制度や仕組み、除霊グッズといった要素も物語に組み込まれている。小学館「週刊少年サンデー」2009年21・22合併号から2018年3・4合併号まで連載。テレビアニメ化され、第1期が2015年4月から、第2期が2016年4月から、第3期が2017年4月から放送された。