川田の初連載作品にして代表作。相撲をテーマに、小柄な体格というハンデを背負いながらも横綱を目指す少年、潮火ノ丸の奮闘を描いた物語。火ノ丸は小学生時代に「国宝」と評された逸材だったが、相撲において重要とされる体格に恵まれず、その壁に立ち向かいながら頂点を目指していく。物語は、大太刀高校の弱小相撲部から始まる高校相撲編と、プロ力士として活躍する大相撲編の2構成で展開される。高校相撲編では、当初は部長の小関信也と二人だけだった相撲部に、五條佑真、國崎千比路、三ツ橋蛍、辻桐仁が加わり、インターハイ出場を目指した戦いが繰り広げられる。大相撲編では、「鬼丸国綱」の四股名で角界入りした火ノ丸が、横綱を目指して戦う姿が描かれる。本作は、相撲をテーマにしたスポーツ漫画。火ノ丸の「百千夜叉墜」をはじめとする必殺技や「修羅の相」といった二つ名に基づく特殊能力による演出が用いられ、迫力ある取組シーンが特徴となっている。また、作中では番付制度や部屋制度、四股名といった現実の大相撲に則したリアルな設定が構築されており、横綱の刃皇や兄弟子の冴ノ山紀洋、そして高校時代の仲間やライバルたちにスポットを当てた群像劇的な展開も盛り込まれている。集英社「週刊少年ジャンプ」2014年26号から2019年34号まで連載。テレビアニメが2018年10月から放送。また、小説版が2016年2月から全3巻刊行された。