人気マンガ『ONE PIECE』に登場するキャラクターが残した数々の名セリフの中からいくつかピックアップ!力強いものから何気ないものまで厳選していくつかご紹介しよう。
マンガ『ONE PIECE』に登場する名セリフをご紹介!
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人気マンガ『ONE PIECE』に登場するキャラクターが残した数々の名セリフの中からいくつかピックアップ!力強いものから何気ないものまで厳選していくつかご紹介しよう。
「海賊王」、「ゴールド・ロジャー」が遺したとされる「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡り、数多の海賊達が大海原を行き、鎬を削っていた時代。「東の海(イーストブルー)」にある「フーシャ村」で暮らす7歳の少年「モンキー・D・ルフィ」もまた、海賊になる事を夢見ていた。1年程前から「フーシャ村」を拠点としていた「赤髪海賊団」の船長「シャンクス」と親しくなった「ルフィ」は、毎日のように「航海に連れて行って欲しい」とお願いするも、「シャンクス」には真面目に取り合って貰えない。そんな日々が続いていたある日、「ルフィ」は「シャンクス」達が航海中に敵船から奪ったという「悪魔の実」を、どんなものかも知らずに口にしてしまう。食べれば超人的な能力が手に入る代わりに一生泳げない体になるというその実。「ルフィ」が食べたのは、全身がゴムのようになるという「ゴムゴムの実」だった……。
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「フーシャ村」に現れた山賊「ヒグマ」に盾突き、海に落とされてしまった「ルフィ」。更に「フーシャ村」の近海に生息する巨大魚が襲い掛かって来る。そこへ間一髪で助けに入り、巨大魚を退けたのは「シャンクス」だった。しかし、その代償として彼は左腕を無くしてしまった。
このセリフは、そんな彼を前に泣きじゃくる「ルフィ」に対し、「シャンクス」が言った言葉。“大切な友人の命に比べれば安い”と言ってしまえる「シャンクス」の大きさが窺えるセリフとなっている。この出来事をきっかけに、自分の非力さや海の過酷さ、何より「シャンクス」という男の偉大さを「ルフィ」は知り、こんな男にいつかなりたいと心から思うようになる。現在の「ルフィ」の原点がここにはあると言えるだろう。
「シャンクス」との別れから10年後。17歳へと成長した「ルフィ」は、10年前に「シャンクス」から預かった麦わら帽子を被り、いよいよ小舟で海へと乗り出す。かつて自分を襲い、「シャンクス」の左腕をも奪った巨大魚を一撃で沈め、力強く、彼はこの言葉を言い放ったのだった。
アニメ版における予告などで何度も発せられたこの言葉だけに、「ルフィ」と言えばこのセリフを思い浮かべる人も少なくないだろう。実際には原作では2回程しか描かれていないが、「ルフィ」らしい言い回しと物語の開幕を飾るに相応しい力強さが相まって、非常にインパクトの強いセリフとなってる。
船出早々大渦に巻き込まれてしまった「ルフィ」は、流れ着いた先で、女海賊「アルビダ」に扱き使われている少年「コビー」と出会う。「アルビダ」を倒し、「コビー」と共に再び海へ出た「ルフィ」は、海軍基地があるという町「シェルズタウン」へと辿り着いた。一見平和に思えたその町だったが、何故か基地に居るという「モーガン」大佐の名に町の人々が怯えていた……。更に、その基地には「海賊狩りのゾロ」という異名を持つ賞金稼ぎ「ロロノア・ゾロ」が磔にされていると言うが……。
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「ルフィ」と「コビー」が初めて出会った第2話のストーリーから。「海賊王になる」と言う「ルフィ」に対し、絶対に無理だと焦るように何度も否定した「コビー」。この言葉はそれに対し「ルフィ」が発したものであり、「死にますよ!?」という「コビー」の言葉に向けた返答でもある。自分の夢に対する「ルフィ」の覚悟の程が窺える、とてもかっこ良いセリフとなっている。
「シェルズタウン」の海軍基地にて磔にされていた「ゾロ」。良い奴なら仲間にすると言って彼に会いに行った「ルフィ」は、そこで「リカ」というその町に暮らす幼い少女に出会う。9日間も飲まず食わずな「ゾロ」を気遣っておにぎりを作って来たという「リカ」だったが、「ゾロ」はそれに対し乱暴な言葉を放って追い返そうとする。するとそこへ「モーガン」大佐の息子である「ヘルメッポ」が現れ、「リカ」が作ったおにぎりをめちゃくちゃに踏み潰してしまった。「リカ」と「ヘルメッポ」がその場から居なくなった後、改めて「ゾロ」と対話した「ルフィ」。すると、「ゾロ」は踏み潰されたおにぎりを指して全部食わせろと要求して来た。このセリフは、泥まみれになったおにぎりを食べた後、「ゾロ」が「リカ」に伝えてくれと言って発した言葉。悪名高いと噂され、目付きも悪く乱暴な言葉を使う「ゾロ」の本当の姿が見えた瞬間だった。
「リカ」を助ける為に「ヘルメッポ」の飼っていた狼を斬った事で磔にされていた「ゾロ」。一ケ月生き延びれば助けてやるという「ヘルメッポ」の言葉を信じていた「ゾロ」だったが、当の「ヘルメッポ」はそんな約束など始めから守る気が無かった。その事実を知り、怒りから「ヘルメッポ」を殴り付けた「ルフィ」。「ゾロ」を仲間に引き入れる為、彼の宝だという刀を奪い返そうと基地内に乗り込む。そして一方の「コビー」もまた「ゾロ」を解放しようと磔場へと潜入するのだが……。
「ゾロ」の縄を解こうとした最中、海兵の放った銃弾によって負傷してしまった「コビー」。このセリフは、そんな彼をこの場から離れさせようと「ヘルメッポ」との約束を口にした「ゾロ」に対し、「コビー」が放った言葉。「ルフィ」という男は、天真爛漫なようでいて余り自身の行動理由を大ぴらに話す性格ではない為、「ヘルメッポ」を殴り付けたのも単に彼の言動に腹がったたからだと理解した読者も少なくなかったはず。「コビー」のこの言葉は、そんな「ルフィ」の真意を「ゾロ」のみならず読者にきちんと伝える役目を担っており、「ルフィ」という男の魅力を更に高めると同時に「コビー」の中にある確かな正義感も感じる事ができるものとなっている。
「モーガン」大佐が「ルフィ」達に敗れた事で、恐怖に支配されていた「シェルズタウン」に平和が戻って来た。町の人からは感謝されたが、仲間も増え晴れて海賊となった「ルフィ」達を黙って町に置いておく訳にはいかないと、海軍からは即刻町を出るように言われてしまう。その際「コビー」も仲間ではないのかと尋ねられ、「ルフィ」はわざと「コビー」を怒らせるような事を言って喧嘩をして見せる。
「ルフィ」の真意に気が付いた「コビー」はその想いを受け、自分の力で前へ進むおうと、幼い頃から夢だった海兵になる為に入隊を志願する。この言葉は、そうして志願した彼が信用出来ないと言った海兵に対し「コビー」が力強く言った一言。この言葉で彼は晴れて海軍入りを果たし、海兵として生きる後の人生に向け、大きく踏み出したのである。
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