人気マンガ『ONE PIECE』に登場するキャラクターが残した数々の名セリフや名シーンの中からいくつかピックアップ!力強いものから何気ないものまで厳選してご紹介しよう。
マンガ『ONE PIECE』に登場する名セリフをご紹介!
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人気マンガ『ONE PIECE』に登場するキャラクターが残した数々の名セリフや名シーンの中からいくつかピックアップ!力強いものから何気ないものまで厳選してご紹介しよう。
丈夫な舟を手に入れる為「東の海(イーストブルー)」の島にある「シロップ村」へとやって来た「ルフィ」「ゾロ」「ナミ」の3人は、そこで村に住む嘘つきの少年「ウソップ」と出会う。船を探していると聞いた「ウソップ」は、心当たりとして村の屋敷に住む主「カヤ」の事を話して聞かせるが、主とは言っても「カヤ」はまだいたいけな少女で、しかも病弱で寝たきりの生活をしていると言う。そういった理由で一度は「シロップ村」で船を入手する事は諦めたものの、「ウソップ」の子分である「ピーマン」「にんじん」「たまねぎ」から、「ウソップ」が屋敷に通い詰めているおかげで「カヤ」も随分元気になっているという事を聞いた「ルフィ」が、やっぱり船を貰いに行こうと言い出し、「カヤ」の屋敷へと向かう事に……。屋敷の庭へと無断で入り込んだ「ルフィ」達。同じく忍び込んでいた「ウソップ」、そして彼を招き入れた「カヤ」の2人と合流するが、そこへ屋敷の執事である男「クラハドール」が現れ……。
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海賊の息子であるという「ウソップ」は、現れた「クラハドール」に父親の事を侮辱され激昂する。熱くなる「ウソップ」に対し、こういう時こそ実は血が繋がっていないなどと嘘をつけば良いと挑発する「クラハドール」。海賊である父を心から誇りに思っている「ウソップ」は、殴り付けた「クラハドール」に向かいこのセリフを口にした。「ウソップ」という男の真っすぐさが垣間見えた瞬間だったと言える。
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真面目かつ誠実でお嬢様想いの男「クラハドール」、その顔は全て偽りのものだった。その本性は「カヤ」の持つ財産を我がものにしようと企む極悪非道な元海賊「キャプテン・クロ」。「クラハドール」の手引きによって、夜明けと共にかつて彼が率いていた「クロネコ海賊団」が村を襲いにやって来る事を知った「ウソップ」は、非常事態を知らせる為1人村を駆けずり回るが、普段の嘘つきが災いしてか誰も彼の言葉を信じようとはしない。必死の想いも虚しくとうとう「カヤ」本人からも拒絶されてしまった「ウソップ」は、子分である「ピーマン」達にも真実は告げず、1人海賊達に立ち向かう覚悟を決める。明日もいつも通りの平和な一日が訪れると思っている村人達を守る為、「ウソップ」は真実をウソにするという決意を固めたのだった。
「クロネコ海賊団」との戦いを決意したものの、戦闘の経験などまるでない「ウソップ」。恐怖から足が震えてしまいながらも、手を貸すと申し出た「ルフィ」達に虚勢を張り、「見世物じゃねェぞ!!」「おれは同情なら受ける気はねぇ!!てめェら帰れ!!」と必死に捲し立てる。このセリフは、そんな「ウソップ」に向かい「ゾロ」が真面目な表情で言った言葉。何気ないセリフだが、相手の力が強かろうが弱かろうが、その覚悟を受け止められる「ゾロ」の真っすぐさが伝わる良いセリフだ。
上記の「ゾロ」のセリフの後に続いて「ルフィ」が言った一言。戦いにおいて常に命を賭ける覚悟を持つ「ルフィ」らしい言葉であり、「ゾロ」と同様相手の覚悟は全力で受け止めるという真っすぐさが滲み出ている。
「クロネコ海賊団」との戦いの最中、「ウソップ」の言葉が真実であると知り「クラハドール」を止める為1人対決の場へとやって来た「カヤ」。悲しみを抱えながらも銃口を向け、必死に「村から出ていって!!!」と訴える「カヤ」だったが、そんな彼女に向かい「クラハドール」は更に残酷な言葉を浴びせかけ傷付ける。「クラハドール」の言動に怒りを露わにして殴りかかる「ウソップ」。しかし、当然そんな攻撃が通用する相手でもなく、渾身の一撃も虚しくあっさりと避けられてしまう。
このセリフは、その直後「ウソップ」に向け“殴られた恨み”を口にした「クラハドール」に対し、重い一撃を食らわせた後に「ルフィ」が放った言葉。表情こそ挑戦的な笑みを浮かべてはいたが、攻撃の凄まじさや二の腕に浮き出た血管などから彼がどれ程怒っていたのかが窺い知れる。
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戦いの場に乱入した「ピーマン」「にんじん」「たまねぎ」の3人に対し、「カヤ」を連れてその場から抜け出す事を命じた「ウソップ」。しかし、そう簡単に逃がしてくれるはずもなく、「クラハドール」に命じられた「ジャンゴ」の魔の手がその場を離れた4人に迫る。そんな「ジャンゴ」から何とか「カヤ」達を守ろうと走り出した「ウソップ」だったが、海賊から受けた傷の所為で最早体は限界に来ており、すぐに地面へと倒れ込んでしまった。
そうやって地面に伏し、涙を浮かべながらも必死に叫ぶ「ウソップ」。このセリフはそんな彼を嘲笑した海賊達に対し、大岩を投げ付けた「ルフィ」が言った怒りの言葉。普段「殺す」という直接的な言葉を用いない「ルフィ」が、唯一と言って良い程珍しくそれを口にしたこの場面。静かな怒りを湛えながら睨み付ける彼の姿に、凄まじい迫力を感じた瞬間だった。
何故よそ者のお前が村の事に首を突っ込むのか、と尋ねた「クラハドール」に対し、「ルフィ」が返したのがこのセリフ。ストレートかつ単純なセリフだが、だからこそ「ルフィ」らしく胸にグッと響くものがある。
部下や仲間を自分の計画の為の駒としか考えない「クラハドール」を評して、“「ウソップ」には勝てない”と言いきった「ルフィ」。このセリフは、それを受けて何が勝てないのか言ってみろ、と言い放った「クラハドール」に対し「ルフィ」が発した一言。「ウソップ」という男の本質を理解し認めている事が窺える。
戦い終結後、海へと旅立つ事を決意した「ウソップ」は、「カヤ」から譲り受けた船へと乗り込む「ルフィ」達に対し別れの言葉を口にする。この言葉はそんな彼に向け、早く船に乗れと言った「ゾロ」に続いて「ルフィ」が言った一言。勧誘の言葉としては珍しいが、だからこそ心に残るセリフになっていると言える。
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