ベテラン声優「立木文彦」が命を吹き込んだアニメキャラ7選40 Pt.

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「立木」が務めたアニメキャラの代表格筆頭が「碇ゲンドウ」だろう。自分の思いを叶えるため、息子の「シンジ」を利用することも厭わない「ゲンドウ」は決して“いい大人”ではない。しかし、大義のためには犠牲を払う必要性があることもこの世の真実。きれいごとだけでは何も救えないと心を鬼にした「ゲンドウ」の生き様を、「シンジ」ら「エヴァンゲリオン」の操縦士たちの心の葛藤とともに見届けてほしい。

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「護廷十三隊」の十一番隊隊長として、仲間を救おうとする「一護」らの前に立ちはだかった剣豪「更木剣八」。常に戦いに飢えている「剣八」にとっては強者との戦いが第一義で、上官からの命令はもちろん、自身の命も投げ打つ覚悟で戦場に立っている。その圧倒的な強さのみで隊長にまで上り詰めた「剣八」だが、戦闘専門部隊の11番隊の隊員からの信頼は厚く、特に「護廷十三隊」に入る前から共に過ごしてきた副隊長の「やちる」からは家族に近い絆が芽生えている。カッコいい男の代名詞である“強者”キャラとして、「剣八」の右に出るものはいないはずだ。

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大人気SF時代劇コメディ『銀魂』において、ダメな大人キャラ代表が「長谷川泰三」だ。本作の登場当初は、意外にも幕府の「入国管理局局長」としてのキャリアを歩んでいた人物。しかし、「銀さん」たち「万屋」の面々に巻き込まれるかたちでクビになって以降、様々なアルバイトを転々としてはまたすぐにクビになる「まるでダメなオッさん」通称“マダオ”に成り下がってしまった。変人ばかりの『銀魂』のキャラの中では、案外まともな性格をしているのだが、不幸を呼び寄せる体質なのか常にトラブルの渦中にいることが多い「長谷川」の不憫な人生を、ぜひ声を大にして笑ってやってくれ!

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海軍本部大将の一人であり、「センゴク」の勇退後に海軍のトップとなった「サカズキ(赤犬)」の声も「立木」が務めている。市民らを守る正義側としては最強の立場であり、「悪魔の実」の一つ「「マグマグの実」によって得たマグマを自在に操る強力な力で、「ルフィ」を幾度となくピンチに陥れた。徹底的に正義を遂行するために過度な暴力も辞さない「サカズキ」のビジュアルモデルは、なんと名俳優「菅原文太」。そんな原作者である「尾田栄一郎」の遊び心が込められたキャラでもある。

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不滅のアクションアニメ『HUNTER×HUNTER』のおいて「立木」が務めたのは、超凶暴生命体「キメラ＝アント」の「王直属護衛軍」の一人「モントゥトゥユピー」だ。全部で三人いる「王直属護衛軍」の中で純粋な攻撃に特化したキャラであり、主人公「ゴン」の仲間「ナックル」たちを大いに苦しめた強者。圧倒的な攻撃力を持つ反面、知性はあまり高くないところだけが弱点だったが、それも戦闘の中で成長。サシで戦った場合、人類で倒せる者はいないのではと思わせるほどの凶暴っぷりに、多くの視聴者が目を丸くしたキャラだ。

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青年書道家の「半田清舟」による田舎暮らしを描いた日常系コメディ作品『ばらかもん』。「立木」が本作で演じる「教頭」は、生徒数がわずか9人という分校に務めている。学年も小学一年生と二年生しかおらず、授業も遊びがメインという朗らかな校風が持ち味の学校の教師とあって、「教頭」自身ものんびりした性格の持ち主。「清舟」に面倒ごとを押し付けるいい加減なところもあり生徒の模範役としては不適切ではあるものの、長年「教頭」を務めていることから村人からの信頼は厚いもよう。「立木」本人の出身地が長崎県とあって、本作で度々耳にする方言を難なくこなしているところは流石である。ちなみに「教頭」の趣味はザリガニ釣りだ。

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借金を返すために闇社会のギャンブルに手を染めることとなった「伊藤開司(カイジ)」。そんな「カイジ」が挑む様々な“命がけのギャンブル”を堪能できるのが『逆境無頼カイジ Ultimate Survivor』だ。本作で「立木」が担っているのは「ナレーション」なので、厳密にはキャラではないのかもしれない。しかし、この「ナレーション」こそが本作の緊張した雰囲気を最も表しており、一番印象に残った声としてあげる視聴者も少なくない。「立木」の声優としての手腕の高さを最も感じ取ることができる作品である。