多種多様‼ 今を生きる女性が描いたコミックエッセイ6選815 Pt.

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「もってない人」は、どう生きればよいの? そんな「もってない人」側にいる主人公「とあるアラ子」が、もがき苦しみながらも本当の幸せを求めるコミックエッセイ。 SNS、特にFacebookが苦手と感じる方にオススメ‼ なりたくなかった人間になっていてしまっている主人公「アラ子」に共感できることだろう。批判することで、自分が優位に立っている気がするのになぜか虚しい……。この思いはどうすればいいんだろうと悩む人も多いと思うので、そんな人にぜひ見てほしい作品である。

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カマかけたら、夫の浮気が発覚――。浮気発覚から始まり、別居、離婚調停まで経験してからの夫婦の再生までの愛憎の日々。レビューでは両論‼ どう感じるかはあなた次第。第2子妊娠中の浮気発覚なので、かなり精神的につらいものがあっただろうと感じる。怒涛の数年間をマンガにして、作者は何を伝えたかったのか。浮気後の選択「離婚」「再生」などあると思うが、ここまで泥沼化した夫婦の結末がどうなるか、ぜひともその目で確かめていただきたい。

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結婚して、子供も2人いて、幸せなはずの結婚生活……。しかし、タイトル通り「離婚」 という文字が浮かばない日がないという主人公。エピソードの数々はリアルな日常だが、細やかな心理描写で描かれており、 「うちもあるある～」と共感してしまう。 平凡で幸せなはずの家庭の中に、何が隠れているのか? そして主人公「志保」は自分の気持ちにどう折り合いをつけていくのか? 結婚生活に少しでも不満がある方が読むと身につまされるだろう。

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仲間だと思っていたママ友から気づかないうちに仲間外れにされていた主人公「サキ」。結婚して、子どもができて、ママであることは幸せなはずなのに、どうしてこんなに孤独で苦しいのか。 「ママ友の世界」で、大人であるはずなのにぶつけられ続ける周囲の心なき言葉に、心が耐えられなくなり、悪意は伝染していく。コミックエッセイ『離婚してもいいですか？』の作者「野原広子」が描く、ゾッとするような「ママ友の世界」。自分の行いによって、子どもに嫌な思いをさせてしまうかもと考えると動けなくなるママたちがどれだけ沢山いるだろうか。現在子供を幼稚園や保育園に通わせているママ達が読むと、恐怖さえ感じるとても他人事とは思えない作品となっている。

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28歳、性的経験なしの作者「永田カビ」の高校卒業から10年間、息苦しさを感じて生きてきた日々の苦しみやそこからレズ風俗に行くまでの葛藤などを赤裸々に描いた実録マンガ。なかなかインパクトの強いタイトルであるが、メインで描かれているのは「さびしすぎて」のほうであり、人との距離感がわからない、頑張っているはずなのに常に寂しい……。この感覚がわかる人が読むと、激しく共感ができ、同じように苦しんでいる人がいるという安堵感が得られるだろう。現状からもがいて、踏み出そうといているので、自分を見つめなおすヒントをくれるような作品となっている。

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作者の「田房永子」は、普段はとっても温厚なのになぜか夫にだけキレてしまう。そんなキレていた頃と、キレなくなったきっかけ、そしてその後を描いたコミックエッセイ。なぜか異常にキレてしまうことがあって、自己嫌悪に陥ってしまうという繰り返しの日々にうんざりしている方にオススメ。あなたは傷つきすぎているから、キレてしまうのかも?! 原因が分からず苦しい想いをしている方の解決の糸口になってくれるかもしれない、そんな作品となっている。