「コミックブレイドZEBEL創刊号」で掲載され、マンガは全7巻出版された。詳しい史実や伝承を引用されて描かれているため、設定も細かく、民間伝承などの話が好きな人にも好まれる内容となっている。ドラマCDも販売されており、7巻のアニメイト初回限定版には、短編アニメーションとして第一章~第三章のOVA版DVDが付録としてついてくる。マンガに限らず、ドラマCDやアニメとして本作品が楽しめる。
作者「黒乃奈々絵」が好きなもの(キリスト教・吸血鬼などの史実や伝承)を詰め込んだダークファンタジー『Vassalord.』。女性向けの表現が強いが、アクションシーンや物語の展開は性別を選ばずに楽しめる。本記事では『Vassalord.』の魅力について紹介する。
出典:Amazon.co.jp
「コミックブレイドZEBEL創刊号」で掲載され、マンガは全7巻出版された。詳しい史実や伝承を引用されて描かれているため、設定も細かく、民間伝承などの話が好きな人にも好まれる内容となっている。ドラマCDも販売されており、7巻のアニメイト初回限定版には、短編アニメーションとして第一章~第三章のOVA版DVDが付録としてついてくる。マンガに限らず、ドラマCDやアニメとして本作品が楽しめる。
吸血鬼でありながらも聖職者であることに誇りをもち、人の生血を吸う事を拒み続ける最強のサイバー・ヴァンパイアハンター「チャーリー」。彼は同族嫌悪から数多の吸血鬼を葬ってきたが、チャーリー自身も生血なしでは生きられなかった。血の呪縛から逃れられないと悟った彼が求めるのは、自らのマスター真祖ヴァンパイア「レイフロ」の生血。血の呪縛で結びつけられた2人のヴァンパイアに待ちうける運命とは!?
本作品の主人公であり、信組のヴァンパイア。人間だったころに悪魔と契約しヴァンパイアとなってしまった。どのような内容で契約をしたのか、相手の悪魔はどのような悪魔なのか謎に包まれている。悪魔の呪いの影響もあり男性にしか性欲を持つことができない。女性・子供に対しては紳士的な一面を見せる。チャーリーのことを本当の息子のように可愛がっており、チャーリーのためなら自らの命をかけることも厭わない。
レイフロの隷属である一方、ヴァンパイアハンターでもある。人間のころは戦争孤児でボロボロになっているところをレイフロに拾われ育てられた。ヴァンパイアの隷属であるにも関わらず、太陽の光を浴びても問題がなく、聖典にも触れることができる。レイフロのことは本当の父親のように慕ってはいるが、本心を隠しそっけない態度をよくとる。
本作品は、設定もさることながら舞台のような演出が好きになる読者も多い。例えば登場人物をオペラ座の怪人に見立て、怪人(ファントム)=バリー。クリスティーヌ=レイフロ。ラウル=チャーリーとして、バリーVSラウルのバトルを描いている。この3人のセリフはオペラ座の怪人のセリフを引用しており、役の関係性を上手く使っている。こういった台詞を含めた世界観の演出が愛される要因であることは間違いない。
出典:アニメイト特設ページ
143 Pt.
324 Pt.
194 Pt.
53 Pt.
いいね!・フォローしてマンガ・アニメのニュースを受け取ろう!