夏旅行にオススメ!!アニメの舞台になった聖地特集!!1,662 Pt.

夏旅行の予定が決まっていない皆様に、本記事では夏旅行に最適なアニメの舞台になった聖地を紹介する。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』通称『あの花』で知られる本作品の舞台は、埼玉県北西部にある秩父市。実在する建物や風景が多く登場し、山や川などの自然の織り成す風景は、正に聖地としてファンに崇められている。
秩父市でもあの花に協力的で、市内に多数の宣伝用ポスターを貼ったり、『あの花』公開1周年記念として「あの花夏祭」が開催されるなど、聖地として地元民からも大いに愛されている。

そんなあの花の中でもオススメしたい聖地は、「旧秩父橋」。あの花のキービジュアルの1つ。旧秩父橋は、歩行者専用の橋であり、車に一切邪魔されることはない。それでいて広大な自然と真下には荒川が流れている。アニメのシーンを思い出しながらゆっくり景色を味わえる最高の聖地になる。

全校生徒がたった5人しかいない田舎の分校「旭丘分校」に通う子供達の日常を描いたアニメ。こちらはモデルとなった地域は存在しない。作中に出てくる建物にはモデルが存在しているが、建物のモデルは東京、埼玉、和歌山などなど、各地にある田舎風のものをモデルとしているため、もしかしたらあなたのすぐ近くにも聖地が存在するかもしれない。

そんな『のんのんびより』の聖地は、「小川町立小川小学校 下里分校」。
旭丘分校のモデルとなった小川小学校は、埼玉県比企郡小川町にある小学校だ。アニメの通り田舎っぽい学校だが、校庭には桜の木があり、春には風情ある景色を楽しむこともできる。

ホラーは、夏の風物詩。ホラーアニメの代表作とも言える本作は、雛見沢で起こる怪奇事件、失踪事件がテーマのミステリーサスペンス系の作品。実際のモデルとなったのは、岐阜県北西部にある白川村。この白川村（もしくは白川郷）は、合掌造りの集落があり、1976年重要伝統的建造物群保存地区として選定、ユネスコの世界遺産（文化遺産）に登録された場所。

世界も認めるひぐらしの聖地は、「白川八幡神社」。雛見沢の建築物といえば古手神社を思い浮かべる方は多いと思われる。神社の絵馬にはひぐらしファンからのメッセージが多く、世界遺産として登録された聖地なので、アニメ以外においても飽きさせることがない。

あまりアニメを見ない方でも、この作品は見たことあるのではないだろうか？仮想空間のある世界観の設定がありながら、主な物語を進行する場所は、田んぼと自然に囲まれた田舎。この作品の舞台は、長野県上田市。駅、バス停、市役所なども上田市にあるものがモデルとなっている。レトロな雰囲気の電車（まるまどりーむ号）などもアニメと実物は同じデザインとなっている。

そんな『サマーウォーズ』の聖地は、「上田城（城跡公園）」。物語の中心にいる「陣内家」のモデルは戦国武将として有名な「真田家」になる。真田昌幸の城、上田城は、陣内家の家のモデルになったもの。上田城の東虎口櫓門（ひがしこぐちやぐらもん） が、作中のものと同じデザインであるため、テンション上がること間違いなし。また、周辺には市民会館や博物館など、歴史を学ぶ良い機会にもなることだろう。

過去と現在が繋ぐ感動の恋愛作品『AIR』は、和歌山県の御坊市～美浜町が舞台となっている。作品には、実在する建物は少なく、道や階段が多いため探索が必要だが、それこそが聖地巡礼の醍醐味とも言える。知らない土地でアニメのシーンを頼りに散策すると新しい聖地の発見があるかもしれない。

そんな『AIR』の聖地は、「煙樹ヶ浜（えんじゅがはま）」。『AIR』は、海のイメージが強いが、煙樹ヶ浜と呼ばれる海岸が広がっていて、夏にピッタリのビーチスポットになるといえる。メインヒロインの「神尾 観鈴（かみお　みすず）」のように両手を広げながら歩いて、アニメのシーンをトレースしてみたい。

海で真っ先に思いつくアニメといえば『侵略！イカ娘』。海の家「れもん」で起きるドタバタコメディー作品である『侵略！イカ娘』の聖地は、神奈川県藤沢市南部にある湘南海岸。聖地とされているのは、作中でも多い海岸や海水浴場となっている。近くには、「長月　早苗（ながつき　さなえ）」や「相沢　栄子（あいざわ　えいこ）」の通う学校があるが、アニメとは見た目が大分違う。そういった違いも見つけるのも聖地巡礼の醍醐味だ。

聖地は「由比ヶ浜海水浴場」。海の家「れもん」は由比ヶ浜海水浴場にあるとされている。聖地巡礼と言いつつ、たっぷり海を満喫したい。

青春ラブコメディーである本作の聖地は、長野県小諸市～軽井沢にあたる。小諸市では、あの花同様に町おこしとして、積極的に宣伝しており、街の到る所でポスターを見ることができる。また、観光名所や食事処、青果店から住宅街までたくさんの巡礼ポイントがあり、足取りを追うことでアニメのシーンを追憶する楽しさが倍増である。西浦ダムやほんまち町民館、乙女湖公園などなど、おすすめが尽きない。


この際全てを見て欲しいが、押さえておきたい聖地は、「小諸城址懐古園 （こもろしろあとかいこえん）」。作中では、映画撮影や夏祭りが行われた場所が小諸城址懐古園になる。とても見晴らしがよく、景色の良い場所となっている。第1話にでてきた西浦ダムも見えるので、一石二鳥だ。アニメでは夏祭りをやっているが、実際には春祭りになっているので、ご注意を。

聖地と呼ばれる場所には他の観光客の方や、近隣住民の方がいらっしゃるので、大好きなアニメの聖地で、羽目を外し過ぎず、節度ある行動を心掛けよう。