恐怖体験を気軽に楽しめるホラー漫画
39 Pt.

オムニバス形式&1話完結型のショートホラー漫画を紹介

作成日時:2018-11-03 10:00 執筆者:マンガペディア公式

恐怖体験を気軽に楽しめるホラー漫画

出典:小学館

だんだんと日が短くなり、夕暮れ時が寂しい季節となってきた。恐怖体験を楽しめるホラー漫画5作品を紹介しよう。


主人公・猫目小僧は、猫又の子として生まれた少年だ。人間に近い風貌だったことから、一族に捨てられた過去を持つ。猫目小僧は、妖怪からも人間からも忌み嫌われる孤独な存在である。本作は、猫目小僧がさまざまな怪事件に遭遇し、妖怪たちと激闘を繰り広げる様を描いたホラー作品だ。1976年にテレビアニメ化。2006年に実写映画化された。

ホラー漫画界の巨匠・楳図かずおが描く、王道ホラー漫画だ。主人公・猫目小僧は、ひとり旅を続ける妖怪だ。行く先々で怪事件に巻き込まれ、さまざまな理由から、事件の裏に潜む妖怪たちと対決していく。各エピソードはそれぞれ独立しているので、1話ずつ気軽に楽しめる。楳図かずお独特のホラータッチで描写される世界は、ページをめくる手が震えるほど雰囲気たっぷりだ。練りに練られた奇想天外なシナリオは、読者の心を物語の中へぐいぐい引き込んでいく。描かれてから半世紀が経過した今もなお、本作の魅力が色褪せることはない。読む者に新鮮な驚きと恐怖を与えてくれる、名作ホラー作品である。


下半身のない幽霊の少女・黄泉がストーリーテラーとなり、恐ろしい話を紹介するオムニバス形式のホラー漫画だ。日常に潜む落とし穴を、狂気や恐怖を交えて描いていく。第59回小学館漫画賞(児童向け部門)受賞。続編に『絶叫学級 転生』がある。2009年から4度に渡りテレビアニメ化。2013年には実写映画化された。また、桑野和明による小説版も刊行されている。

小学生向けの少女漫画誌「りぼん」に、長期間連載された作品。それだけに、簡潔でわかりやすいストーリーと、明るくてかわいらしい絵柄が特徴だ。ホラー漫画のおどろおどろしい雰囲気が苦手な人でも、取っ付きやすい。とはいえ、内容は本格派で、さまざまな恐怖体験が描かれている。かわいらしい絵柄に惑わされて油断して読むと、そのギャップでより恐怖を感じてしまうかもしれない。本作では、エピソードごとに異なる少女が主人公を務める。オムニバス形式で、さまざまな切り口でホラー体験が綴られていく。毎回新鮮な気持ちで、ぞっとする体験が味わえるのが魅力である。


日本全国各地の学校で囁かれ続ける、奇妙な噂や不思議な体験談を基に作られた、1話完結型のホラー漫画だ。オムニバス形式で綴られていく本作は、エピソードごとに主役が異なる。また、学校が主な舞台であることから、小学生の男子生徒の視点で物語が進行していくことが多いのも特徴である。

本作は、1990年代のオカルトブームの最中、小学生向けのホラー漫画として「週刊少年マガジン」で連載された作品だ。”ランドセルを背負った大男が子どもを追いかけ回す”という奇妙な噂を題材に描かれた第1話「デビットの噂」など、数多くのエピソードが収録されている。扱われている題材は、“トイレの花子さん”のような学校の怪談の定番ネタから、奇怪な生物や宇宙人、呪われたトンネルといったさまざまな都市伝説をモチーフとしたものまで幅広い。いずれのエピソードも、子どもたちの学校生活に紐づける形でアレンジされて描かれている。読者である子どもたちに、身近な世界に存在する恐怖を感じさせた作品である。


ホラー界の大御所・御茶漬海苔が魅せる、驚愕のオムニバス形式ホラー漫画。陰鬱な世界観の中で描かれる、不条理な死の数々と、過剰なまでにグロテスクなスプラッター描写がひと際目を引く。関連する漫画に『大惨劇館』がある。2002年、2010年、2011年に実写映画化された。

本作は、ホラーコミックの第一人者・御茶漬海苔の代表作だ。作者自身が「見せたいモノを徹底的に見せた」と語っている、傑作中の傑作である。オムニバス形式の独立したショートエピソード集のため、1話は短めだ。作中で描かれているすべての要素が恐怖への伏線となっていて、わずかな時間で最高の恐怖を味わえる。「御茶ホラー」と称される、作者の特徴であるグロテスクな表現や後味の悪さが残る結末は、本作でも数多く描かれている。読み終えた読者の心には、決して消えない恐怖が刻み付けられていることだろう。


『暗い廊下とうしろの玄関』

出典:KADOKAWA

本作は、ホラー漫画界の異端児・押切蓮介が怪談専門誌「幽」で7年に渡って連載した、怪談連載を1冊にまとめたものだ。作者自らが体験したという実話調の怪談をはじめとする、短編エピソード19編が収録されている。

作者・押切蓮介は、格闘ゲーム全盛の1990年代を舞台とするラブコメディ作品『ハイスコアガール』で知られる。だが、押切蓮介は『でろでろ』、『サユリ』など、数々のホラー漫画を世に送り出してきた、ホラー漫画の名手でもある。本作は、1つのエピソードが8ページほどと簡潔に描かれており、気軽に読めるのが特徴だ。簡潔に語られているがゆえに、心臓に突き刺るような恐怖がいつまでも心に残り続ける。各エピソードの最後には作者解説があり、物語にまつわる裏話が書かれている。同解説では、漫画の中とは異なる視点から作者の体験や感情がダイレクトに語られて、作品をより深く理解できる。


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