わけあり父娘の家族物語!オススメ漫画5選60 Pt.

家族を題材にした漫画は数多あるが、今回はちょっと特殊なわけあり父娘にスポットを当てた漫画を5つピックアップして紹介していく。様々な父娘の姿を通して、親と子どもの関係や家族というものについて思いを巡らせよう。

作成日時:2021-08-19 19:00 執筆者:マンガペディア公式

わけあり父娘の家族物語!オススメ漫画5選

出典:講談社


『かくしごと』

『かくしごと』

出典:講談社

漫画家であることを隠したい父親とその娘の日常を描いたハートフルコメディ漫画。後藤可久士(ごとうかくし)は、ちょっと下品な漫画を描いているプロの漫画家。彼は愛してやまない一人娘の姫(ひめ)と2人で暮らしているが、姫には漫画家であることを隠している。描いている漫画の内容が内容だけに、バレたら娘が学校でいじめられるかもしれないと思っているからだ。今日も可久士は「かくしごと」を抱えながら、娘との日常を過ごす。2020年4月にテレビアニメ化された。

可久士の娘への「かくしごと」は徹底している。朝は学校に行く娘と共に、スーツ姿で家を出る。娘と別れるとラフな服装に着替え、仕事場として借りているマンションで漫画を描くのだ。可久士が必死に隠しているため、10歳の姫は可久士が「描く仕事」をしていることに気づいていない。本作の魅力は、娘に漫画家であることを知られないようにする父親の必死な言動と、漫画家の生活や、出版業界のあるあるが描かれている点だ。作者の久米田康治が体験した実話に基づくエピソードが多いため、非常にリアリティがある。また、姫の成長と共に物語がコメディからシリアス路線に変わっていく点も注目すべきポイント。コミカルな日常と感動的な父娘の絆がまとめて堪能できる作品だ。


『うさぎドロップ』

『うさぎドロップ』

出典:amazon

独身サラリーマンがひょんなことから女の子を育てることになる、なごみ系ちぐはぐライフ漫画。主人公の河地大吉(かわちだいきち)は30歳のサラリーマン。彼は亡くなった祖父の家で、祖父の隠し子である6歳の少女・鹿賀(かが)りんに出会う。りんには身寄りがなく、親戚の誰かが引き取ることになるのだが、皆りんを厄介者扱いして責任を押し付け合う。その様子に苛立ちを覚えた大吉は、勢いでりんを引き取り育てることを決めた。2011年7月にテレビアニメ化された。

1人の人間の人生に責任を持つということは、想像以上に大変なことだ。慣れない子育てに四苦八苦しながら、大吉は精一杯りんに向き合う。りんも大吉に懐き、2人は少しずつ「家族」として成長していく。本作の魅力は、癒やされる柔らかいタッチの絵で、子育ての大変さがリアルに描かれている点だ。りんの身の回りの物を揃えるところから保育園探し、りんとの時間を確保するために自身の仕事を見直すなど、大吉はりんのことを第一に考えて奔走する。しかし彼は、それを嫌なことだとは考えていない。共に生活していくうえで必要なことだと考え、当然のように行動するのだ。大吉の言動は、「家族」に必要なことは血ではなく思い遣りであることを教えてくれる。


『たーたん』

『たーたん』

出典:小学館

ワケあり父娘の日常を描いた、心がヒリつくコメディ漫画。15年前のことだ。当時28歳だった冴えない童貞男・上田敦(うえだあつし)は、殺人を犯し刑務所に入った友人から赤ん坊を預かった。赤ん坊は女の子で、名前は鈴(すず)。敦はたった1人で鈴を自分の娘として大切に育てる。そうして時は流れ、敦は43歳に、鈴は中学3年生になっていた。鈴の本当の父親が迎えにくるまであと1年。敦は自分と鈴に血の繋がりがないこと、本当の父親が犯罪者であることを鈴に言えずにいた。

鈴は敦のことを「たーたん」と呼んでいる。幼少期、鈴はどうしても「とうさん」が言えず、そのまま「たーたん」呼びが定着した。鈴はたーたんが本当の父親ではないという事実を知らない。母親は鈴が物心つく前に他界し、たーたんと自分が遺されたのだと思っている。しかし思春期を迎えた最近になって、鈴はたーたんが自分に何か隠し事をしているのではないか、そしてそれは自分の出生に関係しているのではないかと考え始めた。一方のたーたんこと敦は、殺人を犯した友人が娘を迎えにくる日に怯えながら、成長した鈴との親子関係、職場での恋など、様々な悩みに翻弄される。本当のことが明らかになったとき、たーたんと鈴の関係はどうなってしまうのか。物語の結末が気になる作品だ。


『ふつつかな父娘ではありますが』

『ふつつかな父娘ではありますが』

出典:KADOKAWA

歳の差約10歳の父娘が徐々に距離を縮めていく、ホーム・スイート・ラブ漫画。主人公の穂積苗(ほづみなえ)は、心優しくお人好しな女子高生。彼女は両親を亡くしたため、遠い親戚の家で働きながら暮らしていた。そんなある日、苗は以前助けた大富豪のおじいさんの好意で、彼の孫である有名実業家・桐生馨(きりゅうかおる)と養子縁組し、父娘になることに。しかしそれは苗の同意していない突然の展開であったうえに、馨は苗のことを遺産目当てで祖父に近づいた女として毛嫌いしていた。

親戚にいじめられ、彼らが営む定食屋で働かされながら生活していた苗に救いの手を差し伸べたのは、倒れたところを偶然通りかかった苗に介抱されて以来、彼女のことを可愛がるようになったおじいさんだった。実はおじいさんの正体は大財閥・桐生グループの総帥。不遇の人生を送る苗を幸せにしたいと考えた総帥は、苗に自分の全財産を譲るため、苗を養子縁組で自身の孫・馨の娘にする。馨は苗のことを財産狙いの卑しい人間だと決めつけ冷たく当たり、苗も彼の娘になったのだという現実を受け入れられずにいた。しかし2人はぶつかり合う内に少しずつ互いを理解し、その距離は父と娘以上のものになっていく。生まれも育ちも何もかもが違う2人が織りなす禁断の恋の行方に注目しよう。


『今日も娘と。』

『今日も娘と。』

出典:KADOKAWA

ツイッターに投稿され話題となった、父と娘の心温まる交流の日々を描いた漫画エッセイ。10年間勤めていた会社が解散し、父のヒョーゴノスケは無職になった。その後イラストレーターになり、いつも家にいるようになった父。そんな父を、小学生の娘は無邪気に振り回し、父娘は楽しい毎日を送る。書籍化にあたり、ツイッターには掲載されなかった描き下ろしエピソードも収録。父娘の対談インタビューや、娘直筆のおまけページも多数収録されている。

ある日、かき氷を食べていた娘は、氷が食べやすいように先がスプーン状になったストローを見て感動し、はしゃいだ。子どもは大人が当たり前に思っていること、見落としがちなことに気づき、素直に感動できるのだ。そういう些細なことは今までもこれからもたくさんあって、しかしすぐに忘れてしまう。娘の気づき、そしてそれによって自身が得た学びを忘れたくない、残したいという気持ちで描かれたのが本作だ。イラストレーターとして在宅で仕事をするようになった父とその娘の日常を通して、親子のちょっとしたふれあいの大切さや、子どもの何気ない言動がいかに大人に学びを与えてくれるかがわかる。この作品を読めば、読者は幸せな気持ちになれるだろう。


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