「月下の棋士」、モデルとなった棋士たち13,020 Pt.

昨今、羽海野チカの人気漫画「3月のライオン」などの影響もあって、ちょっとした将棋ブームが起こっています。
将棋漫画は他にも「ハチワンダイバー」や「ナリキン!」など、数多く出ていますが、その中でも将棋漫画の代表格として扱われることが多いのが「月下の棋士」。
1993年連載開始という決して新しい作品ではありませんが、今なお高い人気を誇ります。
そして、この「月下の棋士」には実在する棋士がモデルとなった人物が多数登場しています。
ここでは、そのモデルとなった棋士たちをご紹介していきます。

作成日時:2016-05-02 12:00 執筆者:マンガペディア公式

モデルになった実在の棋士とは

・羽生善治

将棋をあまり知らないという人でもおそらくこの人の名前は知っているであろう、将棋界の第一人者である羽生善治。
「月下の棋士」の主人公、氷室将介の他を圧倒する強さや独特のオーラは、彼を意識して設定されたとされています。
羽生善治は1970年生まれ、埼玉県所沢市出身。
小学一年生の頃、近所の同級生から駒の動かし方を教えてもらったことが将棋との出会いだと語っています。
しかし、当時はまだ野球やサッカーという遊びの中のひとつとしてしか認識していなかったようで、最初の頃は負けてばかりいたとのこと。

その後数多くのプロ棋士を輩出している名門道場、八王子将棋クラブに通うようになります。
道場に通うようになってからは瞬く間に力をつけ、小学6年生のときに小学生将棋名人戦で優勝、その年プロ養成機関である奨励会に入会します。

1985年、史上三人目の中学生棋士としてプロデビュー。
プロ入り後も破竹の勢いで勝ち続け、1996年、25歳のときに竜王、名人、棋聖、棋王、王座、王将、王位の将棋界に存在する七つのタイトルを独占、史上初の七冠制覇として棋界のみならず、社会全体で大きなニュースとして扱われました。
彼の強さの秘密は、こだわりがないこと。普通、トッププロであれば自身の得意とする戦法があるものですが、彼にはそれが全くありません。得意がないのではなく、苦手がないのです。
まさに、天才オールラウンダー。
40代となった今なお、絶対王者として棋界のトップに君臨し続け、強力な同世代のライバルや新進気鋭の若手との対局を日々こなしています。


モデルになった方を紹介するならまずはこの方!そんな羽生名人からスタートしましたが、こちらもシリーズとしてまたご紹介します。

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