『映画Yes!プリキュア5・鏡の国のミラクル大冒険』は2007年10月公開の劇場用オリジナルアニメ。監督は長峯達也・脚本成田良美。プリキュア達が所持している「ドリームコレット」の力を借りて全ての世界の征服をたくらむ「シャドウ」の手により、鏡の国に連れて行かれた「ココ」と「ナッツ」を助けるべく、プリキュアの5人(とミルク)は鏡の国へ。
映画『プリキュア』シリーズの第4弾。闇の力によりプリキュア以上の力を発揮するダークプリキュア5。このピンチにプリキュア達はどうやって立ち向かうのか!?
出典:Amazon.co.jp
『映画Yes!プリキュア5・鏡の国のミラクル大冒険』は2007年10月公開の劇場用オリジナルアニメ。監督は長峯達也・脚本成田良美。プリキュア達が所持している「ドリームコレット」の力を借りて全ての世界の征服をたくらむ「シャドウ」の手により、鏡の国に連れて行かれた「ココ」と「ナッツ」を助けるべく、プリキュアの5人(とミルク)は鏡の国へ。
作品の見どころはやはり「本家・プリキュア5」と同じ力を持つ「ダークプリキュア5人」との戦い。ダークプリキュア一人一人は、本家・プリキュア5と同等の力・同等の能力(+シャドウに与えられた別の力を持つ)を擁し、しかも疲れを知らない。そのうえ、それぞれが別の世界に連れ込まれ、分断されて戦うプリキュアは得意のチームワークも使えない。果して、プリキュア達に勝機はあるのか? 五人ばらばらの戦いはともすれば重畳になりすぎてしまうきらいはあるが、ひとりひとりにきちんと名台詞が用意されており、飽きさせない展開。
特にキュアアクア(水無月かれん)の「ダークアクア……のぞみたちと出会う前の、愚かだったあたし」というセリフは今でも心に残っている。ダークプリキュアそれぞれは「生まれたて」ながら、自分の力に絶対の自信をもっており、友情やチームワークを否定してくる。そんな彼女たちの圧倒的な力に立ち向かうのは、プリキュア5が培ってきた友情の力と、勇気のみ。そんな「本家・プリキュア」と「ダークプリキュア」のすさまじい戦いと哀しい別れを一度は観て欲しい。この作品は「プリキュア5・無印」なので、みんなのコスチュームはその当時のまま。貴重なキュアドリームの「へそ出しルック」を観ることができるのは、劇場版ではこの作品のみであることを付け加えておこう。
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