伝奇好き・ミステリー好きならこれを読もう! 『虚構推理』231 Pt.

原作者・城平京が書いた小説をコミカライズしたものが本作。原作者はこの作品のコミカライズのためにあえてシナリオを書き下ろしたり、構成し直したりせず、面白いと思うところを面白いと思えるように描いてほしいと言われた（1巻あとがきより）。怪異たちに「知恵の神」になって欲しいと懇願された少女と、「人魚」と「くだん（妖怪）」を食べた青年の二人が織り成すミステリー作品。マガジンRで絶賛連載中!! コミックは全4巻発売中!!

小学校五年生の時に「怪異」な者どもにさらわれ、自分たちの「知恵の神」になって欲しいと懇願された少女・岩永琴子（いわなが・ことこ）。人間から見れば「妖怪・化けもの」とされる存在の「怪異の者たち」がその姿を見ただけで怯える青年・桜川九郎（さくらがわ・くろう）。物語は、琴子が九郎に一目ぼれした、その日から始まった……。