どこにでもいる普通のOLである主人公黒川理沙はある日突然異世界に飛ばされる。
夢だと思って再び眠りに落ちるリサ。気が付くとあたたかいベッドの中。やっぱり夢?と思いきや、そこには見知らぬ壮齢の夫婦の姿が。
異世界の中では“女神さまの思し召し”と言われ、夫のギルフォードは王宮魔術師、妻のアナスタシアは有名な服飾会社の経営者という壮齢の夫婦“クロード夫妻”の屋敷でお世話になる事に。
女神さまによって召喚されたこの世界はフェリフォミアと呼ばれ、人と精霊が共存する世界。科学の代わりに魔術が発展しており、ファンタジーな見かけとは裏腹に、生活水準はとても近代的なもの。
この世界にきてはじめに出会ったメルヘンな生物“精霊”は、誰にでも見えるわけではなく、見える者は魔術師となる。そして不思議な事に、異世界なのに日本語も通じる。でも会話はできても文字は全く違う。