涙があり、悔しさがあり、戦いがあり、その時に食べた食事の数だけドラマがある。あなたも同じような気持ちで食事、または調理をしたことがあるかもしれないマンガを紹介する。
戦いあり、涙あり、悔しさあり。料理の数だけドラマがある。そんな料理・グルメマンガを紹介したい。
出典:Amazon.co.jp
涙があり、悔しさがあり、戦いがあり、その時に食べた食事の数だけドラマがある。あなたも同じような気持ちで食事、または調理をしたことがあるかもしれないマンガを紹介する。
主人公「幸平創真」は家業である下町の定食屋で日々料理修行に励んでいた。ひょんなことから名門料理学校「遠月茶寮料理學園」に入学することになり、様々な実力者と対峙し料理人として成長していく。中でもその料理バトルが見物であり、テーマに沿った料理を作り上げていくキャラクター達の姿か皆カッコイイ。また、料理も各キャラクターの個性が調理過程から料理の盛り付けにまで表れており、その違いを見比べるのも楽しい。料理から立ち上る湯気やサクサクの衣が非常にリアルで、思わず唾をのみ込んでしまう。
冒険者「ライオス一行」はダンジョンに挑んでいた。しかし、ダンジョン内のモンスターに返り討ちにあってしまいお金・食料を失ってしまった。もう一度ダンジョン奥深くに進みたいが空腹をどうするか……。そこで「ライオス一行」が考えだしたのがダンジョンの中にいるモンスターを討伐し調理して食べるということだった――。モンスターがどのように調理されていくのかが見どころで、出来上がった料理に分量や栄養バランスのグラフがしっかり表示されているところが面白い。モンスターが調理されているとはいえ、出来上がった料理は見た目、現代に馴染みのある食べ物に近く、食べてみたいと思えてくるだろう。
主人公「高円寺マキト」は修行を積んだカレー職人である。ある理由から、カレーのお店「ガネーシャ」を探し求め、ホームレスのような状態で3ヶ月も彷徨っていた。ある時、「ガネーシャ」店長の娘に運よく救ってもらい、経営不振で潰れかかった「ガネーシャ」に辿り着くことができた。「マキト」は救ってもらった恩返しとしてに「ガネーシャ」の再建に協力する。「ガネーシャ」繁盛の為、奮闘していくも、やはりとんとん拍子とはいかず、様々な問題にぶつかる。しかし、その度に問題を乗り越え成長していく「マキト」の姿に心動かされる。マンガとしては珍しく作中に登場したカレーのレシピが付いているところもこの作品の魅力。ぜひマンガを読んだら、レシピにも挑戦してみよう。
主人公「伴省吾」は福岡にあるイタリアンレストラン「サンマルツァーノ」でアルバイトする大学生である。ある日東京・六本木の店にヘルプで行くことになる。しかしそこの厨房は戦場のように忙しく、まったく周りのペースについていくことができなかった。関わった人にしか知りえない厨房の忙しさや苦労、人間関係の様子がリアルに描かれ非常に興味深い。料理の一つ一つは、作られるまでに様々な人が関わり、それぞれの想いが込められているということ感じさせてくれる。
美食が世界的な流行になっている「グルメ時代」。そんな「グルメ時代」を代表する美食屋「トリコ」と料理長「小松」が食材を求めて旅に出るところから全ては始まった。現実には存在しない食べ物が多数登場するが、調理されたものを食べるシーンでは見ているだけでよだれが垂れてきてしまうくらい、キャラクター達の表情と料理が美味しそうに描写されている。敵と真剣にバトルする戦闘シーンと食事シーンの両方をバランスよく楽しめ、飽きることがなく読み続けられる作品といえる。
23 Pt.
170 Pt.
114 Pt.
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