事件あり、偉人ありで、時には食欲が失せたり……? そんな、王道ではないけれど癖になる、異色のグルメマンガを5作品紹介する。
王道だけがグルメマンガじゃない! 異色だけれど面白い! そんなグルメマンガを紹介したい!!
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事件あり、偉人ありで、時には食欲が失せたり……? そんな、王道ではないけれど癖になる、異色のグルメマンガを5作品紹介する。
舞台は魔物がひしめきあうダンジョン。「ライオス」一行は、ドラゴンに食べられてしまった「ライオス」の妹「ファリン」を助けるために迷宮の奥へと進んで行く。迷宮に入るためには様々な準備、それに伴うお金が要るが、先の戦いでお金も食糧もない「ライオス」一行。しかし、急がなくては「ファリン」が消化されてしまう……。そこで「ライオス」は仲間にとんでもない提案をする。それは、食糧を迷宮内で調達しながら進み、その手段として倒した魔物を食べてしまおう、という突拍子もないものだった……。
本作に登場する食材は、「宝虫」や「歩き茸」などの魔物なのだが、いずれも調理後の味は絶品らしく、描かれる料理も不思議と美味しそうに見える。
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主人公「園場凌」は、父から受け継いだレストラン「ヘブンズドア」のオーナー兼シェフを務めるようになったのだが、このレストランに来る客は、何故か過去から未来にタイムスリップしてきた死に際の偉人たち。その上注文内容も普通ではなく、「奇跡の一皿」や「記憶を取り戻す料理」などといった無理難題なものばかりだった……。
本作は、振る舞われる料理はもちろんのこと、偉人たちの背景や、料理を通して語られる想いなどに、読む人を惹きつける魅力があると言える。この作品を読みながら、自分が最期に食べたいものは一体何だろう、と考えてみるのも、また一興かもしれない。
グルメマンガを読むとお腹が空くという現象は、誰もが一度は経験し得る事柄であり、また本ジャンルの一種の醍醐味のようなものである。しかし、本作にはそういったものが全くと言って良い程なく、食欲が沸くなどどいった現象を引き起こす描写が一切登場しない。主人公「鬱野たけし」は、就職浪人中で非常にネガティブな人物であり、基本的にファミレスなどで一人食事をするのだが、「グループでの食事は社会的行為、一人での食事は動物的行為」などと、食に関して余りポジティブな考えは見られない。「何を食べても美味しく感じられない」という「鬱野」の性質も相まってか、登場する料理においても全く食欲を掻き立てられない作品だが、いわゆる「一人飯」の経験がある方には、共感できる部分も少なくないかもしれない。
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主人公「紺田照」は、高校3年生でありながら指定暴力団「霜降肉組」の新人組員。趣味は料理であり、銃を突き付けられる状況の中でも、本日の献立のことを考えてしまうほどの料理好き。
紹介される調理法はいたって普通なのだが、れんこんを「野菜界のリボルバー」と表現したり、「大葉は合法ハーブの中でもとびきり最高だ」と言ったりと、ヤクザならではの表現がおもしろい。料理の勉強をしながらギャグも楽しめる本作は、ぜひオススメしたい作品の一つだ。
小説家兼探偵の主人公「高野聖也」が、豊富なグルメ知識と大食漢を活かして事件を解決して行くというストーリー。殺人現場であろうと構わずにとにかく食べまくる「高野」だが、それらは何故か美味しそうに見える上に、彼の持つグルメに関する知識は一流料理人レベル。そんな本作は、推理ものとして楽しめる以上に、料理に関する知識向上も期待できる魅力的な作品。
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