いつでも誰でも楽しく読めて、美味しく食べられる料理満載のグルメマンガを紹介。
疲れたあなたにおすすめ!読むだけでほかほか気分を味わえるグルメマンガを紹介
出典:Amazon.co.jp
いつでも誰でも楽しく読めて、美味しく食べられる料理満載のグルメマンガを紹介。
いつでもテンション高めの主人公「吉永珠里」が活躍する『じったんの時短レシピ』。タイトルになっている通り、時間の短縮をこよなく愛する「吉永珠里」がつくる料理は、すべてが時短レシピとなっている。彼女のモットーは、時間を惜しんで働き、時間を削って遊ぶである。ただこれだけのために、彼女は生きていると言っても過言ではない。ちなみに、彼女がつくる料理には、昆布にぎり、生姜焼き、かつおのたたき、茶わん蒸し、里芋揚げ、すだちうどん、レモン味のチキンソテー等があり、野菜、魚、肉、果物、海藻等の栄養成分がたっぷり摂れる、誰もが手軽につくれる料理がメインとなっている。しかし、単なるお料理マンガではない。「吉永珠里」の純愛ラブコメディーでもある。こちらのマンガは、1~3巻までの発売となっているため、彼女の恋の結末は分かっていない。読者の想像に任せるしかないのだが、できれば、第4巻で、両想いになった彼女がつくる彼への愛情料理も読ませてもらいものだ。
地方出身の引っ込み思案なOL「池田咲子」が主人公。社会人1年生の彼女の取り柄は食べることである。慣れない仕事で落ち込むこともしばしば。自分自身に自信をもてなくなった時でも、美味しいものを食べれば、すぐ立ち直る。なんとも単純な性格の彼女だが、彼女のストレス発散の楽しみは、週に一度の贅沢なごほうびごはん。会社には、もんじゃ焼きにこだわりを持つ同僚「小湊かえで」、仕事には厳しいが、居酒屋で意気投合した上司の「青柳主任」とともに、食の大切さ、食べることへの満足感を通じて、社内の人間関係を築きつつ、社会人として成長していく姿を描いている。豪華な伊勢海老、ローストビーフを使った料理から、おやつにぴったりな三種たこ焼き、スーパーマーケットのお惣菜を使った節約レシピまで、バラエティ豊富なメニューが掲載されている。料理が苦手な人には料理バイブルとしての利用もおすすめ。疲れた一日を癒してくれる癒し系グルメマンガは、読みやすい一話完結型となっている。
ミステリアスな雰囲気を持つ主人公「小泉さん」。この物語は、「小泉さん」ほか、「大澤悠」、「中村美沙」、「高橋潤」の4人を中心に展開していく。「大澤悠」のクラスに転校してきたクールビューティーな「小泉さん」に、興味を抱く悠は、彼女と友達になろうと何度も挑むが、すべて空回り。ある日、偶然にも「小泉さん」を見かけた悠は、彼女が向かう場所を確かめるため、こっそりと後を付けることにした。「小泉さん」が入って行った場所は、とあるラーメン店。彼女は、学校の帰りにラーメンを食べに行く、大のラーメン党だったのである。その「小泉さん」の影響を受け、ほかの3人もラーメンを好きになっていくというストーリーとなっている。ちなみに、「小泉さん」の声優を務めたのは、数々のヒロインをこなす「竹達彩奈」、「大澤悠」は元劇団所属の演技派声優「佐倉綾音」、「中村美沙」はラーメン店でのバイト経験があるという「鬼頭明里」、「高橋潤」はアイドルマスター四条貴音役を務めた「原由実」が担当した。
『美味しんぼ』は、グルメマンガの金字塔ともいうべきベストセラー作品。このマンガの主人公は「山岡士郎」である。この主人公、現在では考えられないグータラ会社員。仕事中にも関わらず、昼寝にギャンブルは当たり前、上司を上司とも思わない言葉遣いに、大事な仕事をこなしておけば、後はサボっていても構わないとの自己中心的な考えの持ち主なのである。ちなみに、この「山岡士郎」が勤務するのは、東西新聞文化部である。このマンガが始まったのは、1983年。この時代ならではのグータラ社員「山岡士郎」を中心に、東西新聞創立100年を記念し企画された究極のメニューを一緒に担当、後に結婚相手となる「栗田ゆう子」、彼の父であり、ライバル新聞社の帝都新聞社の至高のメニューをアドバイザーとなる「海原雄山」の3人を中心に物語は進んでいく。対決する料理は、和食をはじめ、洋食、中華、エスニック、懐石料理、伝統料理ほか、全国各地の一般家庭の食卓に並ぶ郷土料理と多岐にわたる。
モットーは、お金がなくても忙しくても、ごはんだけはきちんと作るである。このモットーを守り生きているのが、このマンガの主人公「山田文子」。通称ブンと呼ばれる「山田文子」は、大学入学のため東京北千住に引っ越し、一人暮らしを始めた18歳の大学生である。一人暮らしと言ったが、本当のことを言えば、一人暮らしではない。彼女には、ウサギのような、ウサギではないような、奇妙な姿のぬいぐるみが一緒に住んでいる。名は「ホクサイ」。実は彼女、この「ホクサイ」しか話し相手がいない。大学に通っているが、彼女が心を許す相手は、「ホクサイ」だけだという少し風変わりな女子大生なのである。美味しいごはんと「ホクサイ」がいれば、一人ぼっちでも平気だと豪語する彼女がつくる料理は、正道のカルボナーラ、ミートボールスパゲティ、春のうららか親子丼、変身のサンドイッチ等がある。読み応えある話ばかりだが、その中でも、炊飯器が届かず、アルミ缶で炊いた白米の話は秀逸である。
食べることが好きなお嬢さま「藤原百恵」は、父譲りの食いしん坊。大好きな父が亡くなり、母と二人で生きていかなければならなくなり、途方に暮れる。世間知らずのお嬢さまは、偶然見かけた「プチ・ラパン」というレストランに入り、そこで食べた料理の美味しさに感動する。「プチ・ラパン」の店主に頼み込み、働くことになるが、そこで出会った「織田圭二」を師匠と決め、料理人としての夢を追いかけることとなる。のちには、「織田圭二」を師匠としてではなく、男性として愛するようになるが、出会った頃の彼には、とびっきり美人のキャリアウーマン「今村可奈子」なる恋人がおり、思いを募らせる。「織田圭二」のライバル「高橋薫」、育ての親である「織田千代」、名店のコックだった「多峰英太」、若き女性シェフ「日比野ミキ」らに鍛えられ、一人前のコックとして成長していく。ストーリーの中に登場するグルメは、フレンチを中心に、日本料理や会席料理の和食に、一般家庭で食べる洋食、スィーツと盛りだくさん。
物語の舞台は、路地裏にある料理店ひとくちや。店主は「クマさん」ただ一人。「クマさん」の料理と人柄を愛する人々が集まるひとくちやは、どこにでもあるような店構えですが、違っているのは、お客さまが食べたいと注文すれば、どんな料理でも提供してくれる魔法の料理店であること。「クマさん」は、料理をつくりながら、お客さまの愚痴や相談に乗り、また、時には、お客さまのトラブルを解決へと導く。なんとも不思議な魅力をもった店主が経営する料理店となっているのである。このマンガは、全ページオールカラーの1話完結型。登場する料理は、家庭で食べられるきんぴらごぼう、なめたけ、卵の醤油漬け等の素朴なものばかり。ぽっちゃりの独身会社員「タブチくん」、人見知りの女子学生「マイちゃん」、奥さまを亡くされた「トウドウさん」。ひとくちやに来店するお客さまの数だけエピソードがあり、ほっこりとした家庭料理が味わえるグルメマンガとなっている。
シカダ駄菓子店を営む父は、息子である「鹿田ココノツ」に是非とも継いでもらいたいと願っている。そんな「鹿田ココノツ」の前に現れた駄菓子屋マニアの美少女「枝垂ほたる」が織りなすギャグコメディ。漫画家を目指すココノツは、スタイル抜群、大手菓子メーカーの社長令嬢の「枝垂ほたる」から、度々駄菓子屋を継ぐよう説得される。彼女の影響を受け、徐々に駄菓子の魅力にとりつかれ、駄菓子店店長としての道を進んでいくことになる。ほかの登場人物は、妻に逃げられ息子と二人で暮らす父「鹿田ヨウ」、ココノツの双子の友人であり幼なじみの「遠藤サヤ」と「遠藤豆」。ちなみに、「遠藤サヤ」と「遠藤豆」は二卵性の双子であり、サヤは豆の妹になる。サヤと豆の家は、シカダ駄菓子店の近くで喫茶店を経営しており、豆は、ファッションリーダーを意識してか、常にアロハシャツ、サングラスを愛用している。アニメでは、ココノツを「阿部敦」、ほたるを「竹達彩奈」、サヤを「沼倉愛美」、豆を「鈴木達央」、父ヨウを「藤原啓治」が担当した。
テレビドラマ化されて大人気のグルメマンガ『孤独のグルメ』。主人公「井之頭五郎」を演じたのは、悪役も良きパパも、仕事のデキる上司でも、何でもこなす「松重豊」である。ドラマではひょうひょうとした雰囲気を醸し出しているが、マンガの中では、独り言を話す独身の中年男性の哀愁があちらこちらで漂っている。「井之頭五郎」の性格は、優柔不断。自分の店をもちたいと願っているが、なかなか一歩を踏み出すことができない。店をもった時のことを考え、不動産屋巡りを行うが、ふと空腹に気づき、何を食べようかと散々悩む。空腹に負けて入った店では、選んだメニューを頼むが、声が小さくて調理場へは届かない。ため息と情けない顔に同情したおばちゃんに助けてもらい、やっと食べられると言った有様だ。そんな不甲斐ない「井之頭五郎」だが、食に対するこだわりは一流である。美味しいものを探して、今日も、不動産屋巡りを楽しみつつ、自由に街をさまよっているはずだ。
新宿の路地裏にある、めしやなる年中無休の食堂を営む人情家の「マスター」は、本名、年齢ともに明らかにされていない。めしやの営業時間は深夜0時から翌朝7時までとなっており、常連たちからは深夜食堂と呼ばれている。モットーは、お客さまが希望するメニューにはできるだけ応えること。ちなみに、カウンターに並ぶ料理は、メンチカツをはじめ、里芋とイカの煮物、豚バラトマト巻き、春雨サラダ、紅しょうがの天ぷら、ロールキャベツ、きんぴらごぼう、しじみ汁等の家庭料理が中心である。めしやの常連客には、強面なのに、赤いウインナーを愛する「剣崎竜」、ゲイバーを経営する「小村徹五郎」、職業はダンサー「マリリン松嶋」、食いしん坊な「まゆみちゃん」、独身女性3人組「お茶漬けシスターズ」、ゲイバー勤務の超美人「ジュン」等。個性豊かな客が集まる深夜食堂の店主を演じたのは名優「小林薫」。「剣崎竜」に「松重豊」、「小村徹五郎」を「綾田俊樹」と個性派がそろっている。
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