志摩崎修太郎は、ついに田舎に戻ってきてしまった。
群馬の片田舎、最寄りの駅はJR万座・鹿沢口駅。回りには豊かな緑と畑が延々と続いている。そういう自然が本当に豊かなところだ。
なぜ修太郎は田舎へ戻ってきたのか。
理由は簡単、決して里帰りではない。実のところ都落ちしたのだ。
1年前に失業した修太郎は、就職活動を続けていたが、蓄えていた貯金が心もとなくなってきたのを受け、いったん実家に戻る事にしたのだ。
東京ですら仕事が見つからなかった修太郎。群馬の田舎で就職を考えているのだろうか。それとも再び東京へ戻るのか。それもまだ決めていなかった。
実家へと戻ると母親が出迎えてくれるかと思いましたが、誰の姿も見当たらない。
リビングに上がってみると、何故かそこには見知らぬ外人の美少女がスカートをめくって、扇風機で涼んでいたのだ。
銀発碧眼色白のその少女の名前は志摩崎ニーナ。修太郎の姉の子供で今年10歳になる修太郎の姪っ子だった。
この物語は無職27歳独身男と、10歳になる銀発碧眼色白の姪っ子ニーナとのゆるやかな田舎生活を描いた物語。
二人はいったいどのような毎日を過ごしていくのだろうか。
漫画アクションにて連載中、コミックは8巻まで発売中。