失業中またはニートの主人公やヒロインたち259 Pt.

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登場する多くのニートたちが、麻薬や暴力団などの現実的な脅威に立ち向かっていく姿を描いた本作。「アリス」はそのヒロインであり、自称「ニート探偵」。「アリス」というのは彼女の本名ではなく、「有子（ゆうこ）」という本名を「アリス」と読ませて名乗っている。外見は色白で大変小柄な体格と、可愛らしい容姿をしており、一人称は「ぼく」だが、大人びた口調で話す多弁家。ほとんど外出せず、その鋭い洞察力や高いクラッキング能力、そして部屋にある多くのPCを駆使して事件の捜査を行う。
そんな常人ではありえない才能を持つ「アリス」だが、ひとりでは風呂に入れない、洗濯も出来ないといった弱点があり、またそういった壊滅的な生活能力に加え、栄養摂取の仕方が炭酸飲料の「ドクターペッパー」を愛飲する、という偏食振りも見せている。
しかし、そんな彼女にも女の子らしい一面はあり、クマが付いたボタンや服を好んだり、ぬいぐるみと一緒に外出するなどといったギャップも併せ持っている。

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本作の主人公であり、務めていた「自動車設計会社」で、宇宙飛行士の弟「日々人」を侮辱した上司へ頭突きをしてしまい、会社を首になってしまった青年。
幼い頃、「六太」と「日々人」共に宇宙飛行士になることを約束したが、弟の方が約束通りに夢を叶えたため、劣等感を抱いていた。だが、紆余曲折あり、「日々人」からのメッセージを受け、宇宙飛行士を目指す事に……。
繊細で神経質、几帳面で細かいことを気にする性格であり、また、彼の誕生日が1993年10月28日の「ドーハの悲劇」だったためか、自分は不運に縁があると考えている。
弟への劣等感から自己評価が低いが、抜群の発想力や創造性、優れた記憶力の持ち主であり、機転も利く。意中の女性に声をかけられない奥手な面や、どこか間抜けな面もあるが、弟思いな優しい青年だ。

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本作の主人公で、実家の仕送りで生活している自称「マスターオブひきこもり」であり、自身が無職の引きこもりなのは謎の巨大組織「N・H・K（日本ひきこもり協会）」の陰謀であると妄想する青年。
対人恐怖症で、周囲の人間が自分の悪口を言っているような気がしてならず、近所のコンビニなどでない限り、外出は避ける傾向にある。また、嘘をつくとやめられなくなって、その嘘がどんどん大きくなるという悪癖も持つ。
謎の美少女「中原岬」と出会い、引きこもり脱却のためのプロジェクトに参加する事になるのだが、こんな彼がそれから一体どうなるのか、その顛末が気になるところだ。

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本作のヒロインで、布団を上半身ぐるぐる巻きにして生活している少女。主人公「丹羽真」とは同い年のいとこだが、「真」の事は名前で呼ばず「イトコ」と呼んでいる。また、平素から表情の変化に乏しく、「もふ」といった変わった口癖も持っている、いわゆる電波少女。
日光に当たらないためか肌が白く、体格はやせ気味。布団に隠れて顔が見えない頃があったが、その素顔は実はかなりの美少女。
昔から宇宙に興味があり、中学時代は天文部に所属していた普通の少女だったが、とある事件から「宇宙人」と自称し始め、のちに高校を中退してニートになるに至った。日中は引きこもり、夜中は布団を巻いたまま徘徊するので、町内では悪い意味で有名だったが、主人公「真」との出会いを経て、徐々に社会復帰していく事になる。

出典：「メカクシティアクターズ」公式サイト

本作の主人公で、本名は「如月伸太朗」。自宅警備員という名のニートであり、目にまつわる特殊能力を有する集団、「メカクシ団」の団員No.7。
高校1年生の時のとある事件をきっかけにひきこもりになり、高校を退学した。彼の所持するPCには謎のメールの添付データから侵入した、これまた謎のソフト「エネ」が住み着き、かなり迷惑している。
引きこもる前は冷めた性格で生意気だったが、ニートになった今では、その性格はなりをひそめている。むしろ小心者で「メカクシ団」のメンバーに翻弄されており、作中ではツッコミに回る事が多い。常識的な人物だがデリカシーに欠けるところもあり、「エネ」に「だからモテないんです」と指摘されるほど。ダメダメな部分が目立つ「シンタロー」だが、彼の活躍する姿や、隠された秘密がストーリーの中で明らかにされていくなど、成長が楽しみな少年である。