facebookを開けば、同世代の友達は結婚・出産・妊娠の幸せアピールのオンパレード。アラサー世代のSNSでは、何かを「持っている人」だけが幸せを競える場所だった。一方、アラサー・無職・彼氏なしのアラ子は、どうするのか!?
アラサー・無職・彼氏なしのアラ子。そんな中SNSを開けば、友達・知り合いの充実した投稿ばかり……。何も持ってない人がどうしたらいいの? 実話をもとにしたコミックエッセイ。
出典:Amazon.co.jp
facebookを開けば、同世代の友達は結婚・出産・妊娠の幸せアピールのオンパレード。アラサー世代のSNSでは、何かを「持っている人」だけが幸せを競える場所だった。一方、アラサー・無職・彼氏なしのアラ子は、どうするのか!?
3年前、アラ子は当時の彼氏に振られ、こんなことを思っていた。「30歳までに結婚して、子ども産む予定だったのに」その直前には、勤め先のバイトもクビになり、毎週、同じテレビ番組を両親と見ている事実に気づき、人生に不安を感じ始めたアラ子。「婚活しなきゃ! 」出会いを求めて登録したfacebookは、同級生たちのキラキラした日常ばかりだった。SNSからは目を背け、リアルでも出会いを求めてみるも、うまくいかない。どんどん自分に自信がなくなっていく。他人の幸せを見えば、アラ探しばかり。何も持ってない自分は、どうしたらいいのか?
「人より上に立ちたい」「人に評価されたい」誰もが一度は考えたことがある感情を素直に、包み隠さず作品の中で表現している筆者・とあるアラ子に共感する。中でもこのセリフ、「ディスって、ディスって、ヤツらより優位に立ちたいよぅっ! 」は、SNSでも反響を呼び、多くの人の心に響いた。人生上手くいかないとき、周りを羨み妬んで、一瞬でもこんな考えが浮かぶはずだ。ここで励まされるのは、そんな感情を抱きながらも、ただ立ち止まっているわけではなく、「見返してやる! 」という気持ちとともに、懸命に努力する姿だ。負の感情は、ときにこんなにも大きなエネルギーになることを体現している。心のドスグロい感情とどう向き合い、アラ子はどう昇華させていくのか注目してほしい。
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