死ななければ分からない……『亜人』とは……。73 Pt.

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17年前、アフリカの戦場で発見された死ぬことがない新生物。確認されている時点でごく僅かであり、その希少性から多額の懸賞金がかけられている。亜人と判明した時点でそれまでの人間ではいられず、基本的人権も奪われてしまうため、多くの亜人は自身を人間と偽り生活している。死なないという点のみ以外、痛覚などは人間と変わらない。しかしその死なないという特徴から、不特定多数の人間からは差別的に見られ、亜人を政府に差し出さず匿うようならば匿った人物が警察に捕まってしまう。また、自身が亜人と知るためには一度死ななければわからない。頭部と胴体が離れても体積が多い方に合わせて再生されるため、新しい頭部（外見上は変わらない）が再生される。しかし、頭の頭部再生をした後は以前の自分と同じではない。という認識の亜人が存在する。

出典：「亜人」公式サイト

テロリストを止める正義のヒーローという立場であるが、主人公の永井圭は決して、「人間を救いたい」という理由では動いていない。あくまで、同じ亜人である佐藤が人を大量虐殺することによって、世間に亜人と知られている自分自身が平穏な生活を送るのが難しくなる。だから、その原因を排除するという、利己的な判断で行動を起こしている。心理戦とテロリストとの戦闘シーンの見応えはもちろん、様々な亜人に対する人間の対応も魅力の1つだろう。