美味しい料理は、家族のため、自分のため、他人のため作られる。それはマンガの中でも同じである。空腹時に読むとお腹が減る、料理にスポットを当てたマンガを紹介していく。
お腹が空くのは人間の本能、マンガの中でもそれは変わらない。今回は様々な食べ物を扱ったマンガを紹介する。
出典:Amazon.co.jp
美味しい料理は、家族のため、自分のため、他人のため作られる。それはマンガの中でも同じである。空腹時に読むとお腹が減る、料理にスポットを当てたマンガを紹介していく。
突如脱サラし、アンティークの食器と美味しい洋菓子を出す西洋骨董洋菓子店「アンティーク」を開店した「橘圭一郎」と、そこで働く伝説のパティシエ「小野裕介」、元ミドル・ストロー級世界チャンピオンでケーキ大好きの「神田エイジ」、「橘」の幼馴染である「小早川千影」。それぞれ幼少期に負った一生消えない心の傷を抱えている彼らが、居場所を見つけ、仲間やお客さんとの関わりを通して、生きる道を模索していく様子が描かれている。タイトル通り、洋菓子やケーキの話がふんだんに盛り込まれており、美味しそうに描かれていることはもちろん、解説がさらにおいしさを倍増させてくれる。食べたくなること必至なので、ケーキ屋に買いに行ける時間帯に読むことをおススメしたい‼
可愛い女子高生「大澤悠」が友だちになりたいと願う、一見クールな女子高生「小泉さん」は、毎日ラーメンを求めて街へ繰り出すほどの恐るべきラーメン大好き少女であった。試験日の前日に納豆キムチレアチーズラーメンを食べに東北へ行き、その疲労からテスト中に眠り込んでしまう「小泉さん」。これほどまでにラーメンを求める「小泉さん」のラーメン愛は本物である! 店名は出てこないが、実在する有名ラーメン店ばかりが登場するので、共感できる方も多いのではないだろうか。湯気やすすっている擬音も食欲をそそり、食べ終わった後の「小泉さん」の幸せな表情がとどめの一撃でたまらない。日本人にはなくてはならないラーメンを、もっと好きになれるマンガである。
数学教師「犬塚公平」、妻を亡くし5歳の娘「つむぎ」と二人で暮らしているのだが、料理の腕はからっきしダメでいつも冷凍食品ばかり。TVで美味しそうな料理を見て、お母さんに作って貰いたいと言う「つむぎ」の姿に悲しくなり、美味しいご飯を求めるも、ひょんなことから料理店の娘「飯田小鳥」に助けを請う。包丁の使えない「小鳥」と一緒に、土鍋ご飯から豚汁とハンバーグなど、徐々に家庭料理を学んでゆく、頑張る父親「公平」の姿を見守ってほしい! 料理によって感じられる愛情はさまざまだが、不器用ながらも心を込めて作る料理は一層美味しそうに見えるのだ。
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かわいい猫の「おにぎり」がお出迎え、そんな素敵な喫茶店「cafe 和(なごみ)」は、新装開店早々カップルが二組も逃げ帰ってしまった。それは何故か……。実は店長の顔がヤクザと見紛うほどの怖い顔だったのだ!! コーヒーは美味しくケーキは甘い。近所の商店主や寺の住職にも好評だったが、住職に名前を「道を極める」という意味で「極道珈琲店」にしないかといわれて、改名してしまう。甘党でラテアートもこなしてしまうという繊細さも持っている店長「山本和」の見た目とのギャップが、コミカルに描かれた作品だ。
前作『鉄鍋のジャン! 』で祖父の永遠のライバルで最強の料理人「五番町睦十」が病に倒れ、もはや日本に相手無しと中国へ渡り修行を積んでいた「秋山醤(ジャン)」が3年ぶりに日本へ帰国する。日本進出を狙う中華料理チェーン「十三龍」に奪われた祖父の血と汗の結晶「秋山ノート」を取り戻すため、かつてのライバルや新たな凄腕料理人と戦うことになる。その磨かれた腕と毒舌で孤軍奮闘する「ジャン」の姿にご注目!! 擬音が多め、線多めと、独特の描写で描かれた料理シーンは、もはや戦っているようである。「ジャン」も「料理は勝負」という信念を持っているという事から、戦う料理マンガといえよう。
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