主人公が人助けのため怪盗として活動するマジカル変身コメディー。ヒロインの羽丘芽美(はねおかめいみ)はマジシャンの父を持ち、ミッションスクール「聖(セント)ポーリア学院」に通う中学2年生。しかし芽美にはもう一つの顔がある。並み外れた身体能力と父譲りのマジックを駆使し、犯罪被害に遭った人々の救済のために「怪盗セイント・テール」として活動していたのだ。
本作に登場するポニーテールのヒロインは、主人公の怪盗セイント・テールだ。怪盗としての「聖なるしっぽ(セイント・テール)」という名前も、その髪型に由来している。聖(セント)ポーリア学院に通う芽美は昼は普通の女の子だが、夜になると怪盗セイント・テールとして聖華市を騒がせている。そんなセイント・テールの活動は、決して私利私欲のためではない。彼女は親友であるシスター見習いの深森聖良(みもりせいら)の所に救いをもとめて訪れる人々の声を聞き、盗品を盗み返したり、悪人達の罪を暴いているのだ。そんな活動の中で芽美は、探偵を夢見てセイント・テールを逮捕しようとする同級生、アスカJr.(飛鳥大貴)のことが気になりはじめてしまう。正体と恋心を隠して、人々の依頼にこたえ続ける怪盗の活躍を描く。
少女が変身して地球侵略を企む敵と戦う、ファンタジーバトル漫画。主人公の森谷りりかは私立白鳩学園に通う元気いっぱいな小学生。ある日りりかは憧れの加納先輩から、自分がもうひとつの地球「クィーン=アース」の守護神「ナースエンジェル」の化身だと告げられる。りりかは危機に迫ったふたつの星を守るため、地球侵略を企てるダークジョーカーとの戦いに巻き込まれていくことになる。
本作の主人公である森谷りりかはポニーテールがチャームポイントの、小学4年生の女の子。看護婦を夢見るふつうの女の子だったりりかだが、憧れの加納先輩こと「カノン」から、自分が別の宇宙にあるもうひとつの地球「クィーン=アース」の守護神「ナースエンジェル」の化身だと告げられる。地球を救うための「命の花」を探し、地球侵略を企むダークジョーカーと戦うことになったりりかは、カノンとともに戦っていく。しかしカノンは黒のワクチンにその身を蝕まれ、命を落としてしまった。りりかは新たなパートナーである星夜や、元ダークジョーカーのデューイなどの仲間とともに、さらなる戦いに挑んでいく。
不殺を誓う流浪人、緋村剣心(ひむらけんしん)の活躍を描く明治剣客浪漫譚。明治維新志士の中で最強無比とうたわれた伝説の侍「人斬り抜刀斎」こと剣心は、不殺の誓いとともに逆刃の刀を腰に下げ、放浪の日々を過ごしていた。そんな中、ある事件をきっかけに、剣心は剣術道場の娘である神谷薫(かみやかおる)と出会い、彼女の道場に居候することに。そこで出会った仲間たちとともに、剣心は新たなる戦いへと身を投じていく。1996年TVアニメ化、1997年劇場版アニメ化、1999年からOVA化。
本作の主人公である凄腕の侍、緋村剣心と行動を共にし、絆を深める神谷薫。彼女が本作のヒロインで、長い黒髪をポニーテールに結いあげた剣術道場の師範代だ。流浪人として全国を旅していた剣心は、戦国時代に端を発する古流剣術「飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)」の使い手で、弱き人たちのために剣を振るっていた。そんな旅の途中、東京で道場の土地を取られそうになっていた薫と出会い、解決のため手を貸すことに。その事件をきっかけとして、剣心は神谷道場にしばし身をおくことになり、やがて絆を深め互いにかけがえのない存在となった。剣心の腕には及ばないが、薫も父が創始した「神谷活心流」という剣術を修めた剣術家。活発で気も強く、自ら戦いに参戦することもあった。
霊感のある少女が妖怪たちと送る、日常ファンタジーコメディ。本作はアニメ版『妖怪ウォッチ』でヒロインとして登場する女の子、フミちゃんこと木霊文花(こだまふみか)が主人公となる。ちょっとだけ霊感があるフミちゃんは、偶然封印を解いた妖怪執事「ウィスパー」から、不思議な時計「妖怪ウォッチ」を渡される。
本作のヒロイン木霊文花は、ピンクのリボンでまとめたポニーテールが特徴の小学5年生。友達からはフミちゃんと呼ばれている彼女はちょっとだけ霊感があり、人ではないものの気配を感じ取ることができた。それでもごく普通の日常を送っていたが、ある日雑貨屋で封印されていた「ジバニャン」と「ウィスパー」を解放してしまった。ウィスパーから渡された妖怪が視えるようになる不思議な時計「妖怪ウォッチ」を使い、フミちゃんは人間と妖怪の架け橋になるため奮闘していく。ジバニャンやウィスパーたちと一緒に住み、妖怪達の間ではモテモテなフミちゃんだが、本人は妖怪にモテても嬉しくないと困っている。
錬金術師の兄弟が冒険を繰り広げる、ファンタジーアクション漫画。兄のエドワード・エルリックと弟アルフォンスの2人は、若き天才錬金術師として活躍している。彼らは幼いころに、病気で失った母を甦らせるため、禁断の人体錬成を試みた。だがその錬成は失敗し、代償としてエドワードは左足と、弟アルフォンスを失ってしまう。エドワードはアルフォンスをこの世に呼び戻すため、自分の右腕を代価に錬成。アルフォンスの魂を金属の全身鎧に定着させることで蘇らせた。失ったものを取り戻すため、兄弟の戦いと探求の旅が始まる。
本作のヒロインであるウィンリィ・ロックベルは、エルリック兄弟の幼馴染。長い金髪をポニーテールにまとめた美少女で、機械鎧(オートメイル)の整備士として働くメカオタクだ。エドワードが身に着けている機械鎧の製作、整備は彼女が全て行っており、兄弟の旅を陰ながら支えている。誰よりもエルリック兄弟の身を案じているが、機械鎧を壊したエドワードのことを叱りつけたりスパナで殴るなど、おてんばな一面も。エルリック兄弟にとっても重要な存在で、物語の終盤には彼らをけん制する材料として利用されたこともあった。