幕末の動乱、「人斬り抜刀斎」と恐れられた維新志士緋村抜刀斎は、新時代・明治の幕開けとともに突如姿を消してしまう。抜刀斎の名を捨て緋村剣心として生きる事を決めた彼は、「不殺」の信念のもと、決して人を斬る事のできない逆刃刀で10年間流浪の旅を続けていたが、ある日東京の下町で女剣士神谷薫に出会い、ひょんなことから薫の道場に居候することとなる。その後も、維新孤児の少年明神弥彦や、心に傷を負ったケンカ屋相楽左之助など多くの同士たちと出会い、仲間とともに様々な敵に立ち向かっていくこととなる。1994年から1999年に「週刊少年ジャンプ」で連載され、コミック累計発行部数5800万部を超える和月伸宏の代表作。