まん丸な見た目に反して凄腕の忍者である主人公が繰り広げるアクション&ラブコメディ。表向きは普通の高校だが、その実態は忍者を育成している私立忍ノ者高校。そこに現れた転校生の猿飛肉丸は、球体のような超肥満体型をしているが優れた忍者である。そんな肉丸は校長の娘である霧賀魔子と幼馴染で、さらに相思相愛の仲であった。1982年TVアニメ化。
忍術を駆使した戦闘とヒロインとの恋を描いたアクション&ラブコメ作品。主人公の肉丸は食いしん坊で女の子好きな性格で、その体は球体に近いほどの肥満体。そのため大半の女子からは距離を置かれているが、学校屈指の美少女である魔子とは相思相愛の仲だ。彼は魔子のことを誰よりも大切に想っているが、毎回のように美少女に対して挨拶代わりにナンパしては相手にされず、魔子に嫉妬されてしまう。そんな肉丸の得意な忍術は上昇気流を巻き起こす「神風の術」。この技でスカートめくりをしては女生徒たちから顰蹙をかい、男子生徒たちからは称賛され、魔子からは怒られるのだった。本作の続編として連載から30年以上の時を経て『さすがの猿飛G』が発表された。
マシュマロが大好きな中年上司に恋するOLのラブコメディ。ぽっちゃり体型の日下幅広はマシュマロをこよなく愛する中年男性。彼の温厚な性格とマシュマロ好きな可愛さに、24歳のOL、若林伊織は恋してしまう。そこで若林はマシュマロを使ってあの手この手で日下の気を引こうとするが、中々上手くいかなかった。2016年TVアニメ化。
ぽっちゃり(メタボ)体型な中年男性と彼に恋するOLの日常を描いたラブコメディ。主人公の日下はマシュマロが大好きな中年男性。その体はまるでマシュマロのようなぽっちゃり体型。マシュマロの中でも特に元気田堂の「食べっこマシュマロ」がイチオシである。「利きマシュマロ」をした時には一粒食べてどのメーカーのものか当てられるほど。そんな彼はヒロインで部下の若林からヒゲさんと呼ばれている。若林は日下に好かれようとマシュマロをプレゼントするが、結果的にマシュマロに気を取られてしまう日下に対しやきもきしている。続編となる『おじさんとようじょとマシュマロ』は、日下と結ばれた若林との間に産まれた娘であるましろが主人公の物語である。
同名の人気ライトノベルを原作とする、仮想世界を舞台にした少年少女のSFバトル漫画。生活の大半を仮想世界が補うようになった近未来。男子中学生の有田春雪は肥満体型で内向的な性格で周囲の者からいじめられ、ゲーム世界に逃げていた。そんなある日、謎めいた美少女で生徒会副会長の黒雪姫から「ブレイン・バースト」に誘われる。2012年TVアニメ化。
本作は『ソードアート・オンライン』と並んで川原礫の代表作である人気ライトノベル原作の物語。近未来、ニューロリンカーと呼ばれる装着型コンピューターが日常生活に浸透した世界。主人公の春雪は梅郷中学に通う生徒。背が低くぽっちゃり体型で、内向的な性格からクラスメイトからいじめられていた。そんな彼は校内ネットワークにあるゲームでストレス解消していたが、驚異的なスコアを出していたことでヒロインの生徒会副会長・黒雪姫に見いだされる。黒雪姫は「ブレイン・バースト」という制作者不明のバーチャル対戦ゲームの世界に誘う。春雪はその世界で急成長し、黒雪姫から好意を抱かれる。やがてそれは現実世界の彼も前向きに成長させていく。
超人的な少年国王の周囲で起こる騒動を描いたコメディで、オカルトやSF、少年愛など様々な題材が盛り込まれている。バミューダ・トライアングルの中央にある常春の国、マリネラ王国。この国は10歳の少年であるパタリロが治めていた。1978年より断続的に連載中の長編作品であり、1982年TVアニメ化他、多種に亘りメディアミックス化。
魔夜峰央の代表作のギャグ漫画。主人公のパタリロは「つぶれ饅頭」と言われる肥満体型と顔をした少年だが、スーパーコンピューター並みの頭脳と人類を超越した身体能力を持つ。彼のフルネームはパタリロ・ド・マリネール8世で、髪型や服装が違うだけで姿形がそっくりなご先祖様の7世や子孫がいる。ご先祖様の7世が後にスリムな美青年に成長していることから、自分も将来は絶世の美少年になると断言。そんなパタリロが治めるマリネラ王国はダイヤモンドの輸出で世界有数の豊かな国。そのため様々な世界規模の陰謀に巻き込まれたりするが、パタリロと腐れ縁状態の英国情報局秘密情報部(MI6)のバンコラン少佐の活躍によって騒動が解決することも多い。
メタボな兄が妹のためにボクシングを始めることになったスポーツ漫画。ただ毎日を穏やかに過ごしたいと願うメタボな男子高校生である亀山太一。そんな彼には美少女な妹の美香がいたが、彼女はだらしない兄の体型から外では他人のフリをしていた。ある日、美香に連れられて太一はダイエットのためにボクシングジムに入会することになる。
メタボな主人公が徐々にボクシングに目覚めていくスポーツ漫画。タイトルの『もえタイ』は「燃えあがれ体脂肪」であり、「もえ」には熱血ドラマの「燃え」と美少女「萌え」の意味も込められている。主人公の太一は間食やドガ喰いでメタボ体型な男子高校生。引っ込み思案な性格もあって人目を避けて生きていたいと願う。そんな彼にしびれを切らした妹の美香は、兄に「ボクササイズ」を習わせるためにボクシングジムに連行。当初は弱音を吐き、続けられないという太一だったが、やがてボクシングの楽しさに目覚めていく。美香も人前では兄に対してキツイ態度を取るが、本心は心配したり、ボクシングを続けている兄を心から応援しているのだった。