千葉県外房の夷隅川沿いにある「西部田村」を題材に取った作品。つげ義春が、漫画家の白土三平らと千葉の大多喜へ旅行したときの体験をもとに創作されたという。
『ねじ式』などのシュールな作風で有名なつげ義春ですが、彼の漫画を語る上で欠かせないのが「旅もの」と呼ばれる作品群です。今回は、不条理な「夢もの」とは対極にある、旅情に溢れた何とも奥深い短編を紹介します。すべて実在の場所をモデルにした作品なので、漫画を片手に聖地巡礼と洒落込んでみてはいかがでしょうか?
千葉県外房の夷隅川沿いにある「西部田村」を題材に取った作品。つげ義春が、漫画家の白土三平らと千葉の大多喜へ旅行したときの体験をもとに創作されたという。
西伊豆の松崎町にある実在の旅館をモデルにした漫画。左官屋・入江長八による鏝絵細工で有名な宿を舞台に、旅人と使用人たちの交流を描く。
福島県二岐渓谷の鄙びた湯治場を舞台に、紅葉や台風、野生の猿の姿など、自然の情景を描いた作品。
秋田県八幡平にある温泉群のひとつ「蒸の湯」が舞台。地熱を利用したオンドル式の湯治場を訪れた場違いな若者たちの姿を描く。
越後魚沼郡の鄙びた宿を訪れた売れない漫画家と宿屋の主人が主人公。互いの不幸な境遇が奇妙な連帯感を生む様子をユーモアたっぷりに描いた作品。
作者が、福島県南会津郡に旅行した際に興味を持った会津の方言が創作のきっかけとなった作品。おかっぱ姿の少女コバヤシチヨジの言葉遣いが印象的。
青森県鰺ヶ沢の生活臭漂うリアリズムすぎる商人宿の哀愁とユーモアを描いた作品。2004年には、主人公を脚本家と映画監督に変更して映画化された。
若者二人が、旅先で一緒になった行商人の体験談を確かめに、千葉県鴨川の宿に出かける姿を描いた作品。
会津玉梨温泉を舞台にした作品。養子で酒代もままならないという民宿のおやじの哀愁漂う姿がよいです。
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