『妄想少女オタク系』は「紺條夏生(こんじょう・なつみ)」が作者となり、双葉社刊で全7巻と完結している。第11回ジャパンエキスポ少女マンガ部門グランプリ受賞している他、ドラマCD化や実写での映画化と人気を得ている。本記事では、『妄想少女オタク系』を紹介する。
『妄想少女オタク系』は「紺條夏生(こんじょう・なつみ)」が作者となり、双葉社刊で全7巻と完結している。第11回ジャパンエキスポ少女マンガ部門グランプリ受賞している他、ドラマCD化や実写での映画化と人気を得ている。本記事では、『妄想少女オタク系』を紹介する。
出典:Amazon.co.jp
『妄想少女オタク系』は「紺條夏生(こんじょう・なつみ)」が作者となり、双葉社刊で全7巻と完結している。第11回ジャパンエキスポ少女マンガ部門グランプリ受賞している他、ドラマCD化や実写での映画化と人気を得ている。本記事では、『妄想少女オタク系』を紹介する。
同級生男子同士のからみ(ふざけ合い)を見てしまい、鼻血をだしてしまうような女の子、浅井留美。頭の中はアニメやマンガに登場する男性キャラへの妄想がうねりにうねっているよう……。そんな女の子が、現実に男子に惚れられても、特殊な性癖から逃れるすべはない。この場合、修羅の道を歩むのはそんな女子に惚れてしまった男なわけで……。
その男子の名は阿部隆弘(あべ・たかひろ)。それまではマンガに興味もなく、たとえばコミケなどはその存在すら知らなかった一般的な男子。だったはずが?!
やはり面白いのは、ディープな二次元趣味を持つ女子と、一般的男子の食い違いから来る奇妙な恋愛模様。しかも惚れた弱みか、一方的に譲歩するのは男子の方だったりするため色々と捗る。作中では、現イケイケ系の美少女だが、実は中学の頃はオタク少女で、留美とは「伝説の木の下で僕らは出会った」系の松井曜子(まつい・ようこ)と、学校一の美形男子と評判だが、実は姉がコミケの壁サークルで、知る人ぞ知る同人作家だという千葉俊介(ちば・しゅんすけ)が絡んでくる様は物語の展開をさらに楽しくさせる。
マンガ、アニメ、オタク、コミケ、腐女子。これらのキーワードにピンときた方なら、男女問わず、読んでみて損はない。そんなマンガが『妄想少女オタク系』。隆弘、俊介も男子として美しいが、留美のメガネ美少女ぶり、曜子の(特にコスプレ時の)美女ぶりは一見の価値あり。
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