オタクを題材としたオススメマンガ7選73 Pt.

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重度のオタク属性を持つ夫と非オタの妻の夫婦生活を描いた『Spotted Flower』。本作の作者は、大学のオタクサークルの日常を赤裸々に綴り人気を博した『げんしけん』と同じ「木尾士目」。前作で活躍した学生たちとは違い、大人の夫婦ならではの悩みや問題が面白くも大体に描かれているところが魅力の一作である。『げんしけん』を読んでいない人でももちろん楽しめる作品だが、登場人物の特徴が似ているところもあるので、ぜひどちらも読んでみてほしい。

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久しぶりの再会を果たした幼馴染の腐女子と腐男子の恋愛模様を描く日常系4コママンガ。オタクの趣味を持っていることが災いして恋愛をダメにしてきたヒロイン「成海」と、自分の趣向を一切隠そうとしない主人公の「宏嵩(ひろたか)」のズレた掛け合いが面白くもあり、またほっこりもできる作品なので、ぜひ気軽な気持ちで手にとってほしい。Webマンガとして高い支持を得て書籍化した本作は、2018年のアニメ化も決まっており現在注目度が最も高いマンガの一つだ。

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オタクOLの「かづ子」が、小学生ながらにヤンキー丸出しのご近所さん「龍桜(りゅうおう)」に何故か懐かれて四苦八苦する日々を描くコメディ作品。「かづ子」は自身の趣味を隠すつもりはないけれど、一般受けしないことも理解している大人しい女性。それだけにこれまで距離を置いてきた“イケイケな風貌”をまとっている「龍桜」に気に入られる理由がわからず、毎回しどろもどろしてしまうところが「ぷっ」と笑えてしまう作品だ。そんなコミカルな展開を楽しみつつ、何故「龍桜」が「かづ子」を好きなのかというストーリー性にも注目してほしい、オススメの一作である。

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ぼっちでオタクの女子高校生「智子」の非生産的な日々を描いた『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い！』。タイトルからも窺える通り、「智子」は身にふりかかる不幸を周囲のせいにしてしまう卑屈な女子だが、そんな彼女の素行の悪さを全て笑いに変えてしまうところが本作のすごいところ。特に個人的にお気に入りなストーリーは、、時には天使のような広い心で、そして時にはマッドサイエンティストのような冷たい目で「智子」を見守る彼女のいとこ「きーちゃん」が登場する話。まだ中学生の「きーちゃん」の少しズレてしまっている思考を、ぜひあなたにも見てほしいと思う。

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『デンキ街の本屋さん』はコミック専門書店「BOOKS うまのほね」で働くスタッフたちの青春にフォーカスを当てた作品。毎日コアな趣味を持つお客さんが集う「BOOKS うまのほね」だけに、店員さんも濃いキャラの人たちばかり。先輩のクセの強さに翻弄されつつ、みんなと過ごす時間を大切にする主人公「海雄(うみお)」たちの日々を、ぜひ暖かい目で見守ってほしい。身近な存在だけど意外に知らない本屋さんの仕事も垣間見ることができるので、新しい発見につながる一作になるかもしれない。

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普通のOL「カオル」が、オタクの旦那「ハジメ」に振り回される日々を描いた凸凹夫婦生活コメディ。不満を漏らしながらも結局は仲のいい夫婦の日常に舌打ちをするもよし、オタクor非オタクのいずれかの目線から共感を感じるもよしで、幅広い読者層から人気を博した作品である。構成が4コマだけに、スピーディかつ簡潔に内容がまとめられたストーリーをたくさん味わえるので、ふと空いた少しの時間でも十分に楽しめるところも魅力。ただし、面白いあまりに時間を忘れてしまうことには要注意だ!

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4年も引きこもってしまった「佐藤」が、謎の美少女「岬」との出会いを機に社会復帰を目指していく日常系ラブコメ作品。本作でのオタク要素は、「佐藤」が脱引きこもりを目指して同人ゲームを作るところ。元々はあまりサブカルチャーに興味がなかった「佐藤」だったが、後輩の専門学生「山崎」のススメもあり徐々に廃人化していく姿は、あまりのイタさに泣けてきてしまうほど。社会復帰という前向きな目標に向かっているはずなのに、何故か悪い方向にばかり進んでしまう「佐藤」らの苦悩の日々は一見の価値ありだ。