アツいシーンあり、笑いあり、涙ありのスポーツマンガ。私たちマンガファンにいつも元気を与えてくれているスポーツマンガの中から、オススメの10作品をピックアップ!
実際のスポーツ観戦もいいけれど、マンガの中の試合だって負けていない! 今回は自信を持ってオススメできる、スポーツマンガを10作品お伝えしていく。
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アツいシーンあり、笑いあり、涙ありのスポーツマンガ。私たちマンガファンにいつも元気を与えてくれているスポーツマンガの中から、オススメの10作品をピックアップ!
田舎出身の「沢村栄純」が、名門「青道高校」野球部に入学。実力派揃いの部員たちと過去な練習の日々を乗り越え、エースを目指していく王道野球マンガ。作者が野球部出身ということもあり、野球に関する出来事や知識が一つひとつ丁寧に盛り込まれているところが特徴で、野球好きでなくてすんなりと作品の世界観に入り込める。また、ライバル校も多数登場し、「青道高校」との対戦では毎回アツい展開を楽しみことができる。もちろん、「青道高校」の野球部員は皆個性派ぞろいで、「栄純」同学年立ちだけでなく、先輩たちにスポットが当てられることも少なくない。「栄純」自身もスーパーアスリートではなく、日々の鍛錬の中で少しずづ成長していく様は、読んでいる多くの読者に勇気を与えたことだろう。野球マンガでどれを読むか悩んでいる人がいたら、ぜひ『ダイヤのA』を通じて仲間と切磋琢磨し成長していく素晴らしさを感じ取ってほしいと願わずにはいられない。
学校でいじめられっ子だった少年「幕之内一歩」が、プロボクサー「鷹村守」との出会いを機に本当の強さを求めてリングの上に立つ青春ボクシングマンガだ。発巻数が100巻を超えるこの超ヒット作。「一歩」は数あるボクシングの中でも、比較的に小柄な選手が該当するフェザー級に位置している。フェザー級の特徴として、軽量級ならでは俊敏な動きを得意とする選手が多い中、「一歩」は実家の舟釣り業で培った強靭な足腰を活用したハードパンチャー。それゆえに対戦のほとんどがKOで決着がつくので読んでいて爽快な気分になれる。亡き父、そしてジムの会長や先輩、強いライバルなど尊敬する多くの人とのつながりで以って一人の少年が大人になっていく姿をその目に焼き付けてほしい! 題材はボクシングであるが、「一歩」の周りには魅力的な女性がかなりいるので、「一歩」の恋愛もようの行方も楽しめ他、ライバルである「宮田一郎」との決着がどのようにつくかも気になる一作だ。
ずっとバスケ部への入部を夢見ていた新高校一年生の「車谷空」。しかし「空」が進学した「九頭龍高校」は地域切手の不良高校であり、さらにバスケ部は特にヤンキーの溜まり場だった! 環境には恵まれなくともバスケに対する情熱では誰にも負けない「空」のバスケライフが描かれているのが『あひるの空』。先述した「環境に恵まれない」というのは、周囲の人間のことだけでなく、身長が150cmしかない「空」の体型のことも示している。高身長なほど有利と言われているバスケにおいて、「空」はコートに立つ自身の意義を証明するため鍛錬の手を緩めることはない。個人的にバスケのユニフォームは、スポーツの中でもカッコいい部類の一つだと思っているので、「空」やライバル校のユニフォームデザインにも着目してほしいと思う。また、作中のキャラの中には、実際の海外のバスケ選手がモチーフにされた者も登場するので、バスケ好きであれば、そういった観点からも興奮することができるだろう!
豊瀬高校に入学した「下平」は、中学からのバレー経験者。しかし、ポジションはピンチサーバーと、レギュラーとしてバリバリに活躍していた訳ではなかった。また、同級生には東京選抜に選ばれるほどの高い実力を持った粒ぞろい。そん中、自身が磨き続けた正確無比なサーブによって居場所を確立していく「下平」の日々を描いた青春バレーマンガ。バレーは、点を取られない限りずっと自軍のサーブが続くルール。そのため、相手に返されない必殺のサーブを身につければ理論上負けることがなくなるのだ。そこに活路を見出し、決して運動能力は高くなくても必死に食らいつこうとする「下平」の姿に、同じく部活を頑張っている、もしくは頑張っていた大人たちが胸を打たれている。また、レギュラー定着を目指す上でサーブだけではダメだと、新しい武器を身につけようとする真摯な姿にも惹かれるものがある。強豪との戦いを経て深まる仲間たちとの絆も、スポーツマンガの醍醐味として一読の価値あり。
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家庭の事情もあって高校進学を断念した青年「龍也」。学なし、金なし、コネなしの「龍也」が仲間と共にストリートバスケの世界でプロのステージを目指す新感覚バスケマンガ。バスケマンガと言えば、学生が部活で全国を目指す姿が一般的ではある中、プロを目指しているところに大きな新鮮味が感じられるマンガである。登場キャラには大人も数多くでてくるので、きっと幅広い年代の人に受け入れられやすいストーリー性となっているはずだ。また、ストリートバスケの本懐の一つに、“魅せる”プレーをするというのがあり、多岐にわたるテクニカルな技の応酬は二次元であるマンガでありながらワクワク感が止まらなくなってしまうこと請け負いだ。ちなみに、ストリートバスケとほとんど同義である3on3バスケが東京オリンピックの正式種目に認定。まだ先の話のことだと棚に上げておかず、ぜひ今から本作を通じて知識を養っていてはいかがだろうか。
「小さな巨人」の姿に憧れ古豪「烏野高校」のバレー部に入った「日向翔陽」。低身長ながら、抜群のバネを活かしてレギュラーの奪取、そして全国大会への切符を摑み取ろうとする少年たちの日々を描いた青春バレーマンガ『ハイキュー!!』。「夢」や「友情」など少年マンガに必要なピースが全て盛り込まれた本作は『週刊少年ジャンプ』に掲載されている大ヒットマンガで、TVアニメも好評を博した。バレーのルール自体はそこまでややこしいものではないかもしれないが、1ポイントを取るために多様な戦術が必要となっており、その一つひとつを細く描かれているのも本作の特徴。バスケと同じく高身長が有利とされながらも決してそれだけでは勝てない奥深さは、読み応え十分な内容となっている。聖地巡礼として舞台となっている宮城県には多くの原作ファンが今もなお足を運んでいることから、多大な社会貢献を果たしているマンガの一つであるとも言える。
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優しく温厚な少年「東翔太」が出会った少女「鬼頭優飛」。類い稀なバドミントンの才能を持ちながら、過去に起きた家族の事故をきっかけに喋ることができなくなった「優飛」への想いを寄せる「翔太」が恋とスポーツの両方に打ち込む日々を描いた『スマッシュ!』。バドミントンの試合に臨む少年少女たちの姿が惹き込まれる内容になっているのはもちろん、本作では恋愛もように力を入れているところもポイントだ。先述の二人だけでなく、「翔太」のダブルスパートナーで勝ち気な性格の「亜南」と「翔太」の幼馴染の「美羽」の恋の行方も色濃く描かれていて、キャラたちの私生活面を見ているだけでも胸がキュンとしてしまうかもしれない。スポーツ面では「翔太」が大怪我を追ってしまうストーリーをぜひ読んでほしい。絶望の淵に立たされても諦めなかった「翔太」の努力する姿や周囲の存在のありがたみに感謝する姿が、あなたの心にも響いていくのではないだろうか。
「サムライ」と評されテニス界に大きな衝撃を与えたスーパープレイヤーの血を引く「越前リョーマ」が、名門「青春学園」テニス部の面々と全国制覇を目指す大人気テニスマンガ。2000年代前半、中高生を中心に多くの人たちから支持を得た本作の見どころは、何と言ってもダイナミックな技の数々だろう。バウンド時に急激な変化が起きる「ツイストサーブ」やポールの外を大きく曲がって相手コートに入っていく「ブーメランスネイク」など、リアルの中では中々目にかかれない超絶プレーを、マンガの中で見事に実現した。また、週間連載でありながら高いクオリティのイラストを維持し続けたのも特徴で、ストーリー性とイラストの両方で多くの読者を魅了した一作である。2008年にて惜しまれつつも連載を終了したが、「リョーマ」たちが世代別の代表合宿に参加する第2シリーズ『新テニスの王子様』も発行されているので、こちらもチェックしてみてほしい。
「逢沢駆」は交通事故で意識不明の大重体を負ってしまう。「駆」はその際に同じ事故で命を失った天才サッカープレイヤーの兄から心臓移植され生き永らえることに。天才と評された偉大な兄の思いを胸に、貪欲に点を取りに向かう騎士としてサッカーに打ち込む「駆」の姿を描いたオススメのサッカーマンガが『エリアの騎士』だ。現在、多くの日本人選手が海外で活躍する中、本戦だけでなく予選のもようも注目度の高いワールドカップを通じてサッカーファンは増加の一途を辿っている昨今。高校に入学後、仲間と共に全国制覇を狙う姿だけでなく、プロとして、そして世代別の代表として戦う姿も描かれている、世界観の広さはきっと多くのサッカーファンの要望に答えてくれるはずだ。海外の国との対戦もようで善戦する「駆」たち日本人サッカー選手の姿は、現実でも日本がワールドカップで勝ち進んで行く夢の実現を映し出しているのかもしれない。
代表作として『スラムダンク』『バガボンド』なども挙げられる人気マンガ家「井上雄彦」が描いた車椅子バスケマンガ『REAL』。意外では様々なキャラにスポットを当てつつ複数のストーリーが盛り込まれているのが本作の特徴で、足を失った元陸上選手の「戸川清春」や、何事もそつなくこなしていた過去から事故でいきなり車椅子生活になったことを中々受け入れられない「高橋久信」など色んな性格の人間が葛藤している様が文字通りリアルに描かれている。本作のメイン主人公「野宮朋美」は車椅子生活ではない。しかし、「戸川」や「高橋」など逆境に立たされている人間の戦う姿にふれることで様々な気づきを得ていき、自分ができることをひたすらに努力することの重要性に気づいていく。そんな「野宮」の姿に共感し、車椅子に乗ったことがない人も考え方の幅が広がっていくことだろう。フィクションでありながら、厳しい現実を知ることができる名作として、特に若い世代の人たちに読んでほしい。
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