中世ヨーロッパをベースにした世界が舞台。「黒い騎士」と名乗る主人公「ガッツ」が現れ、身の丈ほどの巨大な剣で怪物を容赦なく薙ぎ払う。圧倒的な強さを持つ彼の目的とは? 化け物はどこから来てるのか? 剣と魔法と人知を越えた「何か」が交差する長編ダークファンタジー……。ざっくりとおさらいしていこう‼
TVアニメやアニメ映画などメディア・ミックスが盛んな人気ダークファンタジー作品。重厚なストーリーと精緻な描き込みが圧倒的である。1989年の連載開始から現在まで既刊38巻。今さら途中で入りにくいという方のために、ざっくりと『ベルセルク』をおさらいする。ネタバレはなしとなっているので、興味をもったら是非読んで欲しい。
出典:Amazon.co.jp
中世ヨーロッパをベースにした世界が舞台。「黒い騎士」と名乗る主人公「ガッツ」が現れ、身の丈ほどの巨大な剣で怪物を容赦なく薙ぎ払う。圧倒的な強さを持つ彼の目的とは? 化け物はどこから来てるのか? 剣と魔法と人知を越えた「何か」が交差する長編ダークファンタジー……。ざっくりとおさらいしていこう‼
出典:Amazon.co.jp
膨大な作画量のためか休載が多く、また話が複雑に絡み合うため、「ガッツ」たちが妖精島を目指して到着するまで、作中時間では数ヶ月ほどだが、読者時間は15年である。「ガッツ」の年齢を追い越してしまった愛読者も多い。完結まではまだしばらくかかると思われるのであせらず付き合って行きたい。ジャンル的には、『キングダム』、『ヒストリエ』など歴史もの。『クレイモア』、『鋼の錬金術師』などファンタジーバトルもの。『無限の住人』、『うしおととら』など冒険活劇ものが好きな方におススメである。
出典:Amazon.co.jp
正義などクソ食らえ‼ という主人公「ガッツ」の「ダークヒーロー」っぷりが気持ちいい。化け物との壮絶なバトルシーンが続く。物語の中心となる「ベヘリット(覇王の卵)」の存在が明かされる。時間軸的には14巻の後あたり。
出典:Amazon.co.jp
1〜3巻から時をさかのぼり、サブタイトル「黄金時代編」。この黄金時代の充実している頂点からの、どん底まっしぐらなのでそのための助走編。ガッツの不幸な生い立ちと、ガッツにとって最大の関心事項となる若き野心家「グリフィス」率いる「鷹の団」への加入、そして戦に次ぐ戦と戦友たち。「ガッツ」からも「グリフィス」からも信頼される女騎士「キャスカ」が登場する。
出典:Amazon.co.jp
ベヘリット発動!! 圧倒的な死と絶望が支配する中、それに抗う「ガッツ」と、人知を越えた「力」の対峙が凄まじい。 目が離せない展開だが、読んでいて辛い巻でもある。
出典:Amazon.co.jp
1〜3巻は時系列的にはこのあたりになる。旅を始めた「ガッツ」と妖精の「パック」。そして「キャスカ」。様々な使徒と戦い、進むうちにすこしずつ仲間が増えて行く。そしてじわじわと明かされる「ベルセルク(狂戦士)の鎧」の謎とその代償。メンバーの成長の様子などハードなRPGという趣で進んで行く。その一方、ミッドランドでは再びあの白き鷹「グリフィス」が舞い降りたという噂が聞かれ始める。
出典:Amazon.co.jp
様々な死闘を繰り広げ、38巻、遂に妖精島へ到着! 妖精達は彼等人間を受け入れてくれるのだろうか。「ガッツ」の目的、危険から守るため、そして一人で存分に戦うため、「キャスカ」をここに置いてゆく事はできるのか? 「グリフィス」は「ガッツ」に再び会うのか? 全てがゆっくりと動き出す――。今後も刮目したい大長編だ。
いいね!・フォローしてマンガ・アニメのニュースを受け取ろう!