強い！イケメン三蔵法師『西遊筋』356 Pt.

イケメン、マッチョ、天然！　三拍子そろった最強三蔵法師が天竺目指して仏克佑（ファックーユー）！　旅のお供は、変態おんな孫悟空を筆頭にかわいいけれど、有問題な弟子達！　いま「西遊記」が笑撃的に生まれ変わる！

天界でいたずらばかりをしていた孫悟空は、お釈迦さまの怒りにふれて、五行山の岩の下へと封印される。
それをかわいそうに思った観音菩薩さまは、孫悟空にチャンスを与えるのだ。

「やがて天竺へと取経の旅をする唐僧が来るであろう。その僧侶の弟子となり旅を助けなさい……。」

500年が経ち、ついに孫悟空の元に現れた僧侶。その僧侶の名は“三蔵法師”。

孫悟空の前に現れた“三蔵法師”。それは、光り輝く筋肉を持つイケメンマッチョメンだったのだ!
何処をどうみても、筋骨隆々な三蔵法師を前に、孫悟空は思う。

「え～、この和尚マジで守る必要あんの? 」

話を聞いて、お釈迦さまによって封印されていた岩を物理的に（主に拳で）取り除く三蔵法師。500年ぶりに岩の下から解放された孫悟空は、なんとキュートでカワイイドSなサル女だった。はたして仏典を授かる旅は、これからどうなってしまうのか――。

原作の孫悟空はサルなのだが、本作ではキュートでカワイイドS女として描かれている。オイタをしては三蔵法師にアタマの金環を締め付けられてしまうのだが、それ本当は感じてるんじゃないかって、ちょっとエッチな感じ。如意棒もアレな形にして使っているという。夜に。
何に使っているかは想像にお任せする……。

ちなみに猪八戒は巨乳のドM女。沙悟浄は何故か毒電波を垂れ流すスク水ガールとなっている。
お供の三人？に比べたらあまり有名ではないですが、三蔵法師を乗せる馬に変身する白竜だけが、唯一まともな常識人だ。女の子だし、馬でなくて靴に変身するのだが。

カワイイ弟子たちに囲まれながら、天竺へと旅する筋肉僧侶。三蔵法師と言われるだけあり、煩悩とは完全に無縁。カワイイ弟子たちにも惑わされない。
弟子たちが敵わぬ妖魔・仏敵に対して仏の力をもって立ち向かうのだ。もちろん物理的に。主に筋肉を持って。

台湾などの東アジアで人気だった原作を、日本デビューにあたって大幅に改稿したという本作。読んでいても外国人が作者だとはわからない。それほどまでに日本の“マンガ”と言うのは、世界に広まっているのだ。ちょっとエッチでカワイイ弟子たちと、筋肉僧侶三蔵法師の楽しい西遊ギャグマンガ。是非堪能してみてほしい。