「八重樫ミツル」はプロのイラストレーターを目指して上京してきた18歳。
家賃の安い物件をさがして見つけたのが妻沼田(ツマヌダ)市にある、敷金礼金ゼロ、管理費込で家賃1万円という実に安いこの物件だった。
これなら上京したての貧乏な若者でも生活することができる。ところがこのマンション。実はちょっとした訳アリ物件だったりするのだ。
実はツマヌダ市は、ちょっと変わった町おこしをしていた。それがストリートファイト。人呼んで「ツマヌダ格闘街」。
この格安物件に住むことができるのは、ストリートファイターとして登録された人だけだったのだ。
当然格闘技経験のかけらもないミツルは、辞退して別の物件を探そうとするのだが、そんな時に出会ったのが、かわいいメイド姿の「ドラエ・タチバナ=ドリャーエフ」通称ドラエさん。
ほぼ押し切られるような形で、いきなりストリートファイトを行うようになってしまったミツル。セコンドのドラエさんが勝つ方法を教えてくれるというのだが、果たして勝つことができるのだろうか?
月刊ヤングキングアワーズGHにて連載、現在19巻まで発売されている。