人間と何かのミックスなキャラが登場する漫画46 Pt.

テレビアニメ「東京喰種トーキョーグール:re(第2期)」2018年10月放送

作成日時:2018-10-22 10:00 執筆者:マンガペディア公式

人間と何かのミックスなキャラが登場する漫画

出典:集英社

人間ではない存在と人間の間に生まれたミックスなキャラクターは、優れた能力で桁違いの活躍を見せることが多い。また、その複雑な生い立ちは、物語に深みを与えている。そんな「人間と何かのミックス」なキャラクターが登場する作品をピックアップした。


『東京喰種トーキョーグール:re』

出典:集英社

外見上は人間と変わらないが、人間を捕食して生きる謎の存在・喰種(グール)。喰種に襲われたことがきっかけで、喰種と人間の狭間に立つ存在となってしまった青年・金木研の苦悩と、戦いの日々を綴った作品『東京喰種トーキョーグール』の第2部だ。喰種対策局[CCG]に囚われた金木研が、「佐々木排世」として、まったく別の人生を歩む姿を描く。2018年10月にテレビアニメ第2期が放送。

本作には、「人間と喰種(グール)のミックス」である主人公・佐々木排世(金木研)が登場する。佐々木排世は、喰種に襲われ、瀕死の重傷を負ったものの、喰種の臓器を移植されたことで、奇跡的に命を繋ぐ。しかし、その代償として人間の食べ物が受け付けられなくなり、喰種として生きることを余儀なくされた。前作では、喰種が営む喫茶店・あんていくの店員として働きながら、「東京20区に住む喰種が争いを起こさないよう管理する」という「あんていく」の裏の仕事に関わるなど、喰種側に立っていた。佐々木排世と名を変えた本作では、180°立場を変え、喰種対策局の捜査官として人間側に立っている。佐々木排世が指導官を務める、喰種対策局に新設された「クインクス班」は、喰種の赫包(かくほう:喰種特有の細胞を貯めこんだ袋状のもの)を人体にインプラントした者たちで構成されている。即ち、クインクス班のメンバーもまた、佐々木排世と同じ人間と喰種のミックスというわけだ。


嘘がつけない高校生男子が、クラスメイトの少女の秘密を知ったことから始まるラブコメディ。物語の主人公・黒峰朝陽は、考えていることが表情に出てしまうため、嘘をついたり隠し事をすることができない。そんな黒峰朝陽が、想いを寄せるクラスメイト・白神葉子への告白を決意する。放課後、1人で教室にいた彼女に想いを告げようと近づくと、白神葉子は羽が生えた吸血鬼の姿をさらしていた。その日から黒峰朝陽は、恋する相手の秘密を守るため、四苦八苦することとなる。

本作には、「吸血鬼と人間のミックス」であるヒロイン・白神葉子が登場する。白神葉子は、とてもミステリアスな女性。いつも無表情で、休み時間も1人で過ごす。誰かと会話を交わすときも、必要最低限の言葉を話すのみ。実は、それはすべて、白神葉子が吸血鬼であることを隠すためである。本来は関西弁で喋る気さくな少女だが、吸血鬼の牙が見えないよう、口を大きく開けることを避けていたのだ。そんな白神葉子だが、彼女が「吸血鬼と人間のミックス」であることを知る同級生・黒峰朝陽の前では、チャーミングな素顔を見せる。無邪気にふるまう白神葉子と、彼女に恋をしていときのる黒峰朝陽の関係の変化も見どころだ。


男子中学生・奴良リクオは、妖怪一家・奴良組の総大将である、大妖怪ぬらりひょんの孫。奴良リクオが、妖怪たちの起こす騒動や勢力争いに巻き込まれながらも、奴良組の3代目総大将として成長していく姿を描く、ファンタジックな怪奇漫画。任侠の世界をモデルとして、現代における妖怪の組織を形作っているのが本作の特徴の1つ。2010年にテレビアニメ化された。

本作には、「妖怪と人間のミックス」である主人公・奴良リクオが登場する。奴良リクオの最大の特徴は、その2面性にある。普段の奴良リクオは、争いごとを好まない温厚な性格で、頼みごとをされると断れないお人好し。しかし、妖怪の血が覚醒すると、風貌も性格も一変する。普段は小柄で柔和な顔立ちだが、覚醒時は長身で眼光鋭い精悍な顔立ちに変化。一人称が「ボク」から「オレ」になり、普段より荒めの言葉遣いに変わる。そして、敵対する相手には容赦しない、奴良組3代目に相応しい圧倒的な力を発揮する。このギャップの大きさも、このキャラの魅力だ。


結界師の家系に生まれた主人公・墨村良守の宿命と、 裏社会で人知れず行われている、異能者と妖(あやかし)の戦いを描いた和風バトルファンタジー。主人公・墨村良守は、烏森の地で代々妖退治を行ってきた、結界師・墨村家の正統継承者。墨村良守は幼い頃、自らの失敗が原因で、同じく結界師である雪村家の娘・時音に大怪我を負わせてしまう。この苦い経験を糧に、墨村良守は、誰よりも強い結界師となるべく研鑽を重ねていく。第52回小学館漫画賞(少年向け部門)受賞作。2006年にテレビアニメ化された。

本作には、「妖と人間のミックス」である志々尾限が登場する。結界師を始めとする、全国の異能者達を統括する組織「裏会」。 志々尾限は、 兄・正守が率いる実行部隊「夜行」に所属している。物語の序盤で、主人公・墨村良守が通う烏森学園中等部に転入する。志々尾限は強大な戦闘力を持つが、「妖と人間のミックス」であることが原因で荒んだ幼少期を過ごしていたため、人付き合いが苦手だ。しかし、根は純朴で思いやりがあり、「妖と人間のミックス」である苦悩を理解し、心配してくれた墨村良守の兄・正守を尊敬している。志々尾限は、出会った頃は反発し合っていた墨村良守とも、彼の実力を認めてからは徐々に打ち解けていく。「妖と人間のミックス」であることにトラウマを持つ少年・志々尾限の行く末を、ぜひ確かめて欲しい。


物語の舞台は、「動物と人間のミックス」が存在する、現代の日本に似た世界。主人公・因幡洋は、狼男と人間のミックスで、髪の毛から持ち主のあらゆる情報を読み取れるという能力を活かし、警察で働いていた。しかし、失踪した弟を探すために退職。能力を活かして探偵となり、様々な難事件に挑んでいく。シリアス風の絵柄だがギャグ満載のハイテンションコメディ漫画。2013年にテレビアニメ化された。

本作には、「狼男と人間のミックス」である主人公・因幡洋が登場する。因幡洋は、狼男・因幡聡明の遺伝子を人工授精した人間の母親・エリナから生まれた。普段は人間と変わらない見た目だが、満月の夜には、長髪の狼男の姿に変身する。因幡洋の最大の特徴は、「髪」に並々ならぬこだわりがあること。髪の毛1本から、持ち主の性格、記憶などありとあらゆるデータを読み取るという能力を持つ。能力を活かして探偵業を営む因幡洋は、捜査対象や依頼人の髪質が好みであると、採算を度外視して仕事を受けてしまうこともしばしば。また、データを読み取る以外にも、狼男に変身した状態で髪の毛を噛むと、その髪色に応じて様々な力を発揮できる能力を持つ。因幡洋は優れた能力を持つ「狼男と人間のミックス」ではあるが、その使いどころを間違えてしまいがち。色々と惜しい「狼男と人間のミックス」である因幡洋の活躍に注目だ。


関連ガイド

ピックアップ

1.『愛がなんだ』『街の上で』恋愛映画の妙手・今泉力哉の制作手法とは-ヒットコンテンツの裏側に迫る

1.『愛がなんだ』『街の上で』恋愛映画の妙手・今泉力哉の制作手法とは-ヒットコンテンツの裏側に迫る

1.ヒットコンテンツの裏側に迫る - 興行収入130億円突破「劇場版名探偵コナン」を支える音楽とは【菅野祐悟】

1.ヒットコンテンツの裏側に迫る - 興行収入130億円突破「劇場版名探偵コナン」を支える音楽とは【菅野祐悟】

『ハイキュー!!』に登場するリベロ達!

『ハイキュー!!』に登場するリベロ達!

『Fate』シリーズを時系列順で振り返ってみよう!

『Fate』シリーズを時系列順で振り返ってみよう!

高身長女子と低身長男子の恋愛漫画!オススメ5選

高身長女子と低身長男子の恋愛漫画!オススメ5選

『名探偵コナン』でも話題!「公安」が題材の漫画

『名探偵コナン』でも話題!「公安」が題材の漫画

「うずまきナルト」の使用忍術一覧‼

「うずまきナルト」の使用忍術一覧‼

logo

いいね!・フォローしてマンガ・アニメのニュースを受け取ろう!