主人公の名前が難読な漫画！ オススメ５選0 Pt.

本作の主人公、虎杖悠仁は「いたどりゆうじ」と読む。難読な「虎杖（いたどり）」とは、植物由来の名前で実際に存在する苗字だ。悠仁は東京から来た呪術師の少年、恵から、特級呪物である宿儺の指の行方を聞かれる。それは以前、悠仁が拾ったもので、オカルト部の部長が封印のお札をはがそうとしていた。その影響で学校には強力な呪霊が顕現し、恵が戦って祓おうするが苦戦。悠仁は呪霊と戦う力を手に入れるため、猛毒である宿儺の指を飲み込む。悠仁が取り込んだことで宿儺は受肉し、悠仁は死刑の対象となってしまう。しかし、悠仁は宿儺の意識を抑え込むことに成功。最強の呪術師である五条悟によって悠仁は東京にある呪術高専に転校し、残りの宿儺の指を探す事になった。

本作の主人公、四月一日君尋は「わたぬききみひろ」と読む。旧暦の四月一日は現在の五月上旬にあたり、暖かい季節になって綿入りの服から綿を抜くことから「わたぬき」と読まれるようになった。本作はそんな変わった苗字の君尋が、侑子と出会うことで始まる。侑子のミセは必要な人間にしか見えない不思議な場所。必要とするのはオカルト関連で悩みを持つ者である。そのため後に君尋の親友となる百目鬼静（どうめきしずか）にも、とある事があるまでこの店が見えなかった。やがて君尋は自身の力やあやかしに好かれる理由を知るようになる。タイトルである『XXXHOLiC』も難読だが、こちらは「ホリック」と読む。

本作は『ひぐらしのなく頃に』で人気となった竜騎士07原作の、ミステリーゲームのコミカライズ作品。ゲーム同様にエピソード毎にシリーズがまとめられている。本作の主人公である右代宮家の青年、右代宮戦人は「うみしろやばとら」と読む。戦人は現当主である右代宮金蔵の孫で、金蔵の次男である右代宮留弗夫（るどるふ）の息子である。金蔵にはふたりの息子とふたりの娘がいて、いずれも子どもがいる。それら全員が戦人や留弗夫のような洋風の名前に漢字が当てられている。この一族は年に一度、親族会議を開いていた。戦人たち孫世代はみんな仲良く、会えるのを楽しみにしている。だが戦人たちの親世代である金蔵の息子、娘やその配偶者たちは、金蔵の遺産を巡って腹の探り合いをしていた。そんな中、謎に満ちた連続殺人が始まるのだった。

本作はそれぞれのトラウマを真実の自己「アートマン」として実体化し、その力を駆使して戦う物語。主人公の此何ソウマは「ひかそうま」と読むことから「ピカソ」と呼ばれている。ピカソは「鬼」に対して強烈なトラウマがある。ピカソは幼い頃、好きだったランコという少女のために「鬼ごっこ」の鬼の役を代わったのだが、ある日ランコが他の子たちと一緒に自分を嘲笑する姿を目撃してしまう。以来、ピカソにとって「鬼」がトラウマとなった。だが、スジャータはそんなピカソの辛さに寄り添ってくれた。スジャータは自身の主である漆原シエナを、チャンドラから救いだすために仲間を捜していた。ピカソはスジャータに導かれアートマン「ゲルニカ」を顕現させ、彼女と共に戦うのだった。

独善的な正義で世界を変えようとする主人公とそれを追うもうひとりの主人公の頭脳バトルを描いた本作。「デスノート」を拾った主人公、夜神月は「やがみらいと」と読む。作中では「月（ライト）」と呼ばれることが多い。月は頭脳明晰でスポーツも得意、さらに容姿も恵まれている高校生。デスノートを手にいれた月は自分こそが世界を変える「神」になると信じる。月はTVで報道される犯罪者たちを、ノートを使って次々に抹殺していく。そんな月を殺人者としてもうひとりの主人公である世界的名探偵「Ｌ」が追う。どちらも天才的な頭脳を駆使し、相手を出し抜き、追いつめようとする。そんな月の前に協力者だが致命傷ともなりえる死神の目を持つ存在、弥海砂（あまねみさ）が現れる。