「嫉妬」は非常に強い感情だ。読むとその感情の強さにあてられ少々苦しくなる。
才能。そうくくるのは簡単だが、持っている人と持っていない人、自覚がある人、ない人などその描かれ方は様々だ。今回は圧倒的な「才能」をもつ人物とそれに嫉妬するキャラの葛藤を扱う作品を紹介する。
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「嫉妬」は非常に強い感情だ。読むとその感情の強さにあてられ少々苦しくなる。
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「炎の天才画家ゴッホ」は実は作られた設定だとしたら? という大胆な発想から始まる兄弟愛の話。無名の画家の「ゴッホ」と名画商で弟の「テオ」。弟は兄の「本能のままに描ける才能」に惚れ込み、応援し、そして、憎悪にも似た感情をも抱き続けていた。好きと嫌いは紙一重、という言葉がまさに当てはまる話題作。
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史上最年少15歳でプロ棋士となった「桐山零」が出会う将棋の世界。彼を優しく迎え入れる「川本」家の3姉妹、少しずつ歩いて行く「零」の成長ドラマ。彼の「将棋にすがるしかなかった」という「生きて行くための選択」があまりにも切ない。その結果、得たものと失ったもの、妬むもの、応援するもの、遠くから見るものを描き出す名作。
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「ボールルーム」とはダンスの舞踏会場のこと。何の夢も趣味もない普通の少年が競技ダンスに魅せられ、どんどんその魅力に引き込まれて行く姿を応援するマンガ。実は主人公、「富士田多々良」は、いわゆる「天才」で、他の人にはない様々な才能を随所で見せつけていく。それが「努力で勝ち上がった人々」から見るとどう見えているのか。という「ガラスの仮面方式」
自覚のない天才と、努力型人間の王道を行っている熱量の高い作品。
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若き書道家の「半田清舟」は書道の大家である父をもつ。不始末をしでかし、離島おくりになる。そこで、田舎の生活と彼の成長を微笑ましく見守るマンガ。騒がしくも優しい島での生活と同時に、「清舟」の抱える「父を越えられない、才能のない自分」がじわじわと哀しく、痛い。13巻ではまさかの爆弾発言でますます目が離せない。
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「山岸凉子」の傑作。「厩戸皇子(聖徳太子)」をモデルにした歴史&SF&人間ドラマ。頭脳明晰容姿端麗、地位にも恵まれ全て持っているはずの「厩戸」が唯一欲しがるものとは? そしてそれを手に入れられないと悟った「厩戸」の狂おしいまでの激情が見ているこちらを射抜く。
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