1982年に放送されたテレビアニメ『超時空要塞マクロス』以降、テレビアニメ、OVA、劇場版アニメが展開される人気シリーズである。
バルキリーという変形する戦闘機に乗って戦うこと、歌で争いを止めること、三角関係の恋愛模様を主軸として全ての作品が制作されている。
これまでに『超時空要塞マクロス』、『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』、『マクロスプラス』、『マクロス7』、『マクロス ゼロ』、『マクロスF』などが展開。
その最新作が『マクロスΔ』である。
2016年4月から放送が始まった大人気「マクロス」シリーズの最新作、『マクロスΔ(デルタ)』。
好評を博した前作の『マクロスF』から8年振りの新作ということもあり、放送前から大きな注目を集めていた。
ここでは「マクロス」をあまり知らない人はもちろん、過去のマクロスシリーズを見ていた人も知っていればもっと楽しめる、『マクロスΔ』を紹介する。
1982年に放送されたテレビアニメ『超時空要塞マクロス』以降、テレビアニメ、OVA、劇場版アニメが展開される人気シリーズである。
バルキリーという変形する戦闘機に乗って戦うこと、歌で争いを止めること、三角関係の恋愛模様を主軸として全ての作品が制作されている。
これまでに『超時空要塞マクロス』、『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』、『マクロスプラス』、『マクロス7』、『マクロス ゼロ』、『マクロスF』などが展開。
その最新作が『マクロスΔ』である。
「マクロス」シリーズの三つの柱のひとつとなる、戦闘。
『マクロス7』の主人公である熱気バサラは、完全に歌だけで戦闘を終わらせるという信念のもとで歌っていたため、『マクロス7』には好戦的な戦闘シーンというものは少なくなっているが、他の「マクロス」シリーズではしっかりと描かれている。
特にOVA作品である『マクロスプラス』の戦闘シーンはアニメ界屈指の戦闘シーンとして評価されるほど緻密な描写がされており、「マクロス」シリーズ通してそのこだわりが窺える。
今作『マクロスΔ』では、ヒロインのフレイア・ヴィヨンの故郷であるウィンダミア王国が、フレイアたちが活動する惑星である、ランドールに宣戦を布告したことから戦争が始まる。
「マクロス」はシリーズ通して西暦、同じ暦の上で話が進んでいるため、作品同士に話の繋がりがある。
往年のファンには名前だけでピンとくるだろうが、今作のヒロインのひとりとして登場するミラージュ・ファリーナ・ジーナスは、初代『マクロス』から登場しているマクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナ・ジーナスの孫にあたる。
『マクロスΔ』の世界でも、二人は史上初の星間結婚をした伝説の人物として語られている。
ちなみに、『マクロス7』のヒロイン、ミレーヌ・ジーナスはマクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナ・ジーナスの間に生まれた末娘になるので、ミラージュから見ると叔母にあたる。ミラージュの母がミレーヌの姉ミランダだということだ。
『マクロスΔ』の第11話「追憶ジェリーフィッシュ」の中で焚き火のもと、チャック・マスタングの弟たちが歌っていたのは、『マクロス7』の名曲、「REMEMBER 16」だった。熱気バサラが歌うのとはまた違って、この回にとても合う選曲だった。
そんな風にシリーズを通して観たくなるのが「マクロス」シリーズなのだ。
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