東京を舞台に陰陽師の活躍を描いたダークファンタジー漫画。皇昴流(すめらぎすばる)は遥か昔からこの日本を霊的に守ってきた陰陽師『皇一族』13代目当主。そして昴流にツッコミを入れながらも傍で支えるのが、明るく強引な双子の姉、北都(ほくと)だ。ふたりは影から日本史を支えてきた暗殺集団『桜塚護』の桜塚護星史郎(さくらづかもりせいしろう)と共に、東京という不夜城に巻き起こるさまざまな事件にに関わっていく。1992年OVA化。1993年実写ビデオ化。
舞台は眠らない町、東京。皇昴流は除霊の仕事が忙しくて高校の成績が危うい16歳で、日本の陰陽師をまとめる『皇一族』の13代目当主だ。そして大人しく優しい昴流と対照的に明るく活動的で、昴流をいつも引っ張っていくのがヒロインである姉の北都。ふたりは双子であり、見分けがつかないほどそっくりで仲もよい。そしてそんなふたりが良く出入りしている病院で獣医を務める桜塚護星史郎は、本来皇家とは敵対する立場にある暗殺集団『桜塚護』の人間だが、昴流のことを気に入っている。双子と星史郎、3人は共に東京で霊たちが巻き起こすさまざまな現象と対峙していく。しかし実は星史郎には、ある秘めた目的があった。
双子の女子高生が怪事件と対決するサイキックオカルトアクション漫画。主人公は代々怪事件を鎮めることを使命とする「迦楼羅神教(かるらしんきょう)」の38代目教主である双子の女子高生、扇舞子(おうぎまいこ)と翔子(しょうこ)。日本各地で巻き起こる怪しげな怪事件に立ち向かい、怨霊を打ち払い事件を解決していく。1989年アニメ映画化。1990年OVA化。
舞子と翔子は双子の女子高生。彼女たちには、霊たちが巻き起こす怪事件を鎮めることを代々の務めとする「迦楼羅神教」の38代目教主という裏の顔があった。ふたりはお互いの魂を入れ替えて、一つの体に力を2人分宿す「変幻」を駆使し、怪事件に立ち向かっていく。そんなふたりは内閣調査室より依頼を受け、奈良県に向かうことになる。そこでは選挙の立候補者が次々と不幸に見舞われ、命を落とすものまで出てしまっていた。安倍晴明の末裔である陰陽師、剣持司(けんもちつかさ)と出会った舞子と翔子は、外法師が大呪法を実行しようとしていることを突き止め、それを阻止するために動き始めるのだった。
不思議な妖怪「妖(あやかし)」を払う主人公と生贄体質のヒロインの恋愛ファンタジーバトル漫画。今年から高校に入学する少年、風巻祭里(かざまきまつり)は、悪事を働く妖を払うのが家業の祓忍(はらいにん)だ。祭里は幼なじみの花奏(はなで)すずを「おいしそう」と見つめていた猫のようなダルマのような妖、シロガネと出会う。シロガネはこの世に400年生きる妖の王で、すずは妖に狙われやすい妖巫女と呼ばれる存在だった。シロガネを封印しようとした祭里は、シロガネの反撃で女の子に変えられてしまう。
祭里は代々悪事を働く妖を払う祓忍で、妖を視ることができる。そして彼の幼なじみであるすずもまた祭里と同じく妖が視えていたが、実は彼女は「妖巫女」という強いエネルギーを秘めた体質だった。食べた妖怪に強力なパワーを与える妖巫女を狙い、強力な妖「シロガネ」が襲撃してくるが、祭里は秘伝の巻物によってシロガネを封印する。だがシロガネは封印される直前に反撃し、祭里の性別を女の子に変えてしまった。祭里はすずの女友達として同じ学校に通い、いまだ執念深く彼女を狙うシロガネや他の妖と戦うことになる。男の子がヒロインとなって戦うという、珍しい設定の作品だ。
戦国時代にタイムスリップした少女が、宝玉「四魂の玉」を巡って半妖の少年と旅をする和風冒険ファンタジー漫画。由緒ある神社の娘である日暮かごめは、現代に生きる普通の女の子。彼女は15歳の誕生日に、境内の古井戸から戦国時代へとタイムスリップしてしまう。そこで出会った犬夜叉(いぬやしゃ)と共に、村の巫女である楓(かえで)の命を受け「四魂の玉」の破片を集める旅に出る。2000年テレビアニメ化。2001年第47回小学館漫画賞受賞。ゲーム、劇場版アニメ、舞台などメディア化多数。
主人公のかごめは15歳の誕生日に飼い猫を追いかけて古井戸のある祠に入り込み、そこで妖怪に襲われて戦国時代へとタイムスリップしてしまう。そこでかごめは半妖の少年である犬夜叉と出会うが、彼は矢に貫かれ仮死状態となっていた。だがかごめの体の中から出現した宝玉「四魂の玉」によって、犬夜叉は復活。そしてあらゆる願いをかなえると伝えられる四魂の玉を狙い、、さまざまな妖怪たちが襲い掛かってくる。四魂の玉はかごめたちと妖怪の戦いにおいて砕け散り、全世界に飛び散ってしまった。かごめと犬夜叉は砕け散った四魂の玉の破片を集めるため、ともに旅に出ることになる。