魅力炸裂!主役以上の存在感!! バイク漫画オススメ5選24 Pt.

今回は、かっこいいバイク(オートバイ)が登場するオススメのバイク漫画を5つピックアップして紹介していく。主人公以上の存在感を放って読者を魅了するバイクの数々。様々な視点から描かれたその魅力を、余すことなく隅々まで堪能しよう。

作成日時:2022-09-24 19:00 執筆者:マンガペディア公式

魅力炸裂!主役以上の存在感!! バイク漫画オススメ5選

出典:小学館


『ジャジャ』

『ジャジャ』

出典:小学館

オートバイで繋がる人々の日常を描いたラブコメ漫画。主人公の宮城進武(すすむ)は、バイク便のライダーをしている19歳のフリーター。彼はマンションに住んでいるのだが、すぐ下の階がイタリアンバイクをメインに扱う旧車屋になっている。店の主は、大家の娘である滝沢レナ。バイクに並々ならぬ熱意を傾けているレナは、バイクのことをよくわかっていない客にはどれだけ金を積まれても売らないというポリシーがある。宮城はそんなレナに心惹かれていく。

単車を安全に保管できてイジるスペースがあり、2DKで家賃は5万円以下。宮城はそんな我儘を凝縮した物件に住んでいるのだが、安い物件には安い理由がある。宮城の住む部屋の欠点。それは毎日の騒音だ。宮城の住むマンションの1階には旧車屋ゴブリンが入っており、毎日店主のレナがバイクをイジっているのだ。レナはバイクに関しては頑固なところがあるが、明るく可愛い女性。宮城はそんなレナに惹かれつつ、彼女とバイクを通して様々なバイク愛好家と関わっていくことになる。主な舞台がイタリアンバイクをメインに扱う旧車屋ということで、イタリアンバイクにまつわる豆知識が満載。バイクの知識に触れながら、宮城とレナのラブコメを一緒に楽しむことができる作品だ。


『ばくおん!!』

『ばくおん!!』

出典:秋田書店

オートバイに乗る女子高生たちの学園ライフを描いた、青春バイク漫画。主人公は、丘乃上女子高等学校に入学したばかりの少女・佐倉羽音(はね)。彼女は通学途中、同級生の少女・天野恩紗(おんさ)が運転するオートバイを目撃し、その音に興味を引かれる。羽音がオートバイに興味を持ったことに気づいた恩紗は、彼女にバイクに乗るよう勧め、2人は一緒にバイク部に入ることになった。羽音はオートバイに乗るため、まずは免許の取得を目指す。2016年4月にテレビアニメ化。

バイクとは無縁な生活を送ってきた羽音。そんな彼女が恩紗の乗るオートバイに惹かれたことをきっかけにバイク部に入部するところから物語は始まる。まず羽音は免許の取得にトライし、無事免許が取れたあとは仲間たちとの楽しいオートバイ学園ライフのスタートだ。本作の魅力は、泊まりがけのバイク旅や遠出のツーリングなどバイク好きの心をくすぐる様子が描かれ、実在する観光地や名産品にも触れられている点だ。その中でバイクの専門用語なども飛び交うが、バイクに詳しくない人でも心配はいらない。バイク初心者の主人公・羽音を通すことで、彼女と一緒に楽しくバイクについて知ることができる。オートバイによって広がる女子高生たちの世界を心ゆくまで堪能しよう。


『RIDEBACK-ライドバック-』

『RIDEBACK-ライドバック-』

出典:小学館

人型二輪車ロボット・ライドバックと出会った少女の活躍を描いた、ロボットアクション漫画。世界的に有名なダンサーを母に、著名な舞台演出家を父に持つ少女・尾形琳。親の才能を受け継いだ彼女は、幼い頃から舞踊に打ち込んできた。しかし怪我をしてしまい、以前のようには踊れなくなってしまう。そんな琳が入学したのは、武蔵野文芸大学。実はこの学校は、国連統治後に生まれた世界当地軍GGFと日本政府に反抗する学生運動家たちの一拠点であった。琳はそこで、人型二輪車ロボット・ライドバックと出会う。2009年1月にテレビアニメ化。

武蔵野文芸大学入学初日、校内で迷ってしまった琳は道を聞こうとライドバック部に立ち寄り、2年生の男子学生・菱田春樹に入部希望者と勘違いされてしまった。勘違いを正す間もなく部室奥へと連れていかれた琳は、そこで人型二輪車ロボット・ライドバック「フェーゴ」に出会い、それに搭乗してみることになる。当然、ライドバックに乗るのは初めての琳。しかし彼女は初めてとは思えないテクニックでフェーゴを操ってみせた。彼女は徐々にライドバックの魅力に取り憑かれ、秘められた才能を発揮。やがて「ライドバック少女」と呼ばれるようになる。怪我をきっかけに舞踊ができなくなった少女がライドバックという新たな道を見つけ、様々な事件を通して成長していく姿を見守ろう。


『トップウGP』

『トップウGP』

出典:講談社

オートバイレースの世界に魅せられた少年がライバルたちと競い合いながら世界を目指す、青春モータースポーツ漫画。主人公の宇野突風は、父親の鉄平が副業でレース用バイクのメンテナンスをしている関係で、よくサーキット場に足を運んでいた。ある日、突風は鉄平と彼がサポートをしている少女レーサー・新井真音(まいん)から、バイクで走ってみるよう勧められる。2人に促されるまま初めてバイクを運転した突風はその魅力に取り憑かれ、バイクレースの世界に足を踏み入れることになる。

小学5年生の突風は、年上の幼なじみである中学生ライダー・真音に憧れていた。ずっと彼女の走りを見つめ続けていた突風。真音の走りが見たいため、自分がバイクに乗るつもりはなかった突風であったが、父と真音に促されて初めてバイクを運転し、そこで初心者であるにもかかわらず素晴らしい走りを披露する。人並み外れた観察眼を持つ突風には、目にしたものを正確に覚えて再現できる力があった。そのため、真音の走りを真似することで素晴らしいタイムを出すことができたのだ。この出来事をきっかけにバイクレースにのめり込んでいった突風は、自身の才能を武器に数々のレースに挑んでいく。切磋琢磨し成長していくキャラクターたちの姿と迫力あるレース描写に注目だ。


『バイクメ~ン』

『バイクメ~ン』

出典:講談社

人車一体の姿で蘇った青年・ボニーとその周囲の人々の日常を描いたSF・ロッカーズ漫画。1950年代を生きた、ロックンロールとオートバイを愛するカフェレーサーのボニー。彼はライバルとのバイクレース対決で死亡した。時は流れ、舞台は1980年代末の日本。浜市でスクラップ業を営む本木“ファッツ”ひろみは、若い頃のロックンロールスタイルを未だに貫き続ける中年男性。ある日、彼の鉄工所に置いてあった動かないバイクが、人車一体となったボニーとして復活を果たす。

2人の娘の父親であるファッツ。彼は家族に確かな愛情を注いでいるが、それ以上にロッカーズとしての生き方にこだわりを持っている。妻が死んでからは歯止めが利かなくなり、より突飛な言動が目立つようになった。そんな彼には、大切にしているバイクがある。二輪がまだ高価だった時代に欧州から手に入れた、ロッカーズの青年がスピードレース事故で散ったといういわくつきのバイクだ。そのバイクは機械であるはずなのにまるで意思があるかのように人間臭い。そしてファッツはある事実を知った。事故で死んだ青年は、ロックンロールマジックによって人車一体の姿になっていたのだと。バイクとしてこの世に蘇った青年・ボニーは本木家の居候となり、そこで家族の温かさに触れていく。


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