ドラゴンボール以前の漫画でも「武道大会」は山ほどありました。しかし最も人口に膾炙した漫画の中の「大会」といえば、この『天下一武道会』ではないでしょうか。「パパイヤ島」の寺院で5年に1回(後に3年に1回)開催され、予選から決勝までを1日で決するワンデイトーナメントであることがその大きな特徴。優勝者には栄誉だけでなく賞金も与えられます。
今やバトル・アクション系少年漫画定番の展開とも言える「武道大会」。スポーツ漫画でいう甲子園やインターハイ同様、大会での勝負を経て、チームの結束やライバルとの切磋琢磨、そして新たな課題の発見など、かっこいいバトルだけでなく、キャラクターの成長のきっかけにもなる「大会」。そんな「大会」が登場するバトル・アクション系漫画の、代表的と言えるであろう5作品を紹介いたします。
ドラゴンボール以前の漫画でも「武道大会」は山ほどありました。しかし最も人口に膾炙した漫画の中の「大会」といえば、この『天下一武道会』ではないでしょうか。「パパイヤ島」の寺院で5年に1回(後に3年に1回)開催され、予選から決勝までを1日で決するワンデイトーナメントであることがその大きな特徴。優勝者には栄誉だけでなく賞金も与えられます。
地上最強の称号をかけて戦う熱い男たちを描いた本作の、21巻から42巻までの計22巻をかけて描かれた「武道大会」、『最大トーナメント』。東京ドームの地下闘技場で行われていた格闘トーナメントの、世界中から強者を招聘した拡大版で、実に32人+リザーバー4人+2匹、+飛び入り1名の計39名が覇を競った。優勝者には時価10億円のチャンピオンベルトが与えられる。格闘シーンもさることながら、参加者それぞれのバックボーンが語られる「控え室」が熱いトーナメントでもある。
女子高生ストリートファイター相川摩季の活躍を描いた本作に登場する「大会」と言えば、『深道ランキング』だろう。全国のストリートファイターをランキング付けし、路上試合のインターネット配信及び賭けのブックメーカーも行われる人気コンテンツだ。ランキングを主催する謎の男・深道の真の目的は、ランク1位とされている怪物・渺茫を倒すこと。摩季もまた深道にその強さを見出され、ランキングに参加することとなる。
多人数チームで参加する「大会」と言えば、男塾。塾生4人で伊達臣人率いる関東豪学連を迎え撃つ『驚邏大四凶殺』、1号生8人が3号生による試練を乗り越える『大威震八連制覇』と来て、塾生たちが塾長の命により参加することとなる、世界の兵が集まった『天挑五輪大武會』の1チームあたりの人数は16人。まさに倍々ゲームなのだ。ここまで人数が増えていると中堅どころにはなかなか出番も訪れにくく、『天挑五輪大武會』におかえる富樫、虎丸の出番争いは熾烈を極めた。
異能力バトル系の漫画作品からひとつ「大会」を選ぶとしたら、この『幽☆遊☆白書』に登場する『暗黒武術会』でしょうか。人間界の富豪たちが、5人の妖怪からなるチームを率いて強さを競わせる闇の大会。妖怪たちにとっては格闘技大会の名目で、日ごろ人間界で抑えている力を発散させることができ、大会を運営する裏社会の人間たちは賭け金による莫大な儲けを得ることができる、暴力と悪徳の武術大会なのだ。リングアウト、10カウントKO、戦闘不能、死亡などのベーシックルールの他、チームリーダーや代表間の取り決めで別途ルールを作ることも可能なのが特徴と言える。
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