“男と生まれたからには誰でも一生のうち一度は夢見る「地上最強の男」
「グラップラー」とは「地上最強の男」をめざす格闘士のことである!”
無類の強さを誇る主人公「範馬 刃牙(はんま バキ)」は、東京ドームの地下格闘技場の最年少王者である。齢17歳の少年とは思えない激しい日々のトレーニングと実戦により、地上最強の強さを追い求めていく。バキは地上最強の男にして父「範馬 勇次郎」を超えるため、武道の達人だけではなく、100人のヤンキー、凶暴な巨大猿や軍隊などと闘っていく。
バトルマンガの中でも、一風変わった魅力を放つ『グラップラー刃牙』。シリーズとして長期連載され、スピンオフ作品も多い。今回は筋骨隆々の肉弾戦が魅力的なバキシリーズをご紹介する。
出典:Amazon.co.jp
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“男と生まれたからには誰でも一生のうち一度は夢見る「地上最強の男」
「グラップラー」とは「地上最強の男」をめざす格闘士のことである!”
無類の強さを誇る主人公「範馬 刃牙(はんま バキ)」は、東京ドームの地下格闘技場の最年少王者である。齢17歳の少年とは思えない激しい日々のトレーニングと実戦により、地上最強の強さを追い求めていく。バキは地上最強の男にして父「範馬 勇次郎」を超えるため、武道の達人だけではなく、100人のヤンキー、凶暴な巨大猿や軍隊などと闘っていく。
第1部では「地下闘技場編」「幼年編」「最大トーナメント編」に分かれており、トレーニングと実戦により技術と肉体を手に入れ、様々な流派、強敵と闘いながら成長する過程が多く見られる。バキVS腹違いの兄「ジャックハンマー(範馬)」との兄弟対決、勇次郎VS神心会の総帥「愚地 独歩」との激闘が熱い!!
「長生きしようなどと最初から考えちゃいないッッッ 最強の肉体と死を引き換えにする覚悟は既にできてるッッッ」
強さの為ならばどんな肉体改造も厭わない、ジャックハンマーからの名言。「ッッッ」はバキシリーズの特徴的な表現。
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『グラップラー刃牙』の続編。恋愛や性の要素が強くなった作品で、外伝の『バキ特別編SAGA』では、バキとヒロイン「松本 梢江」の性交が描かれた。そしてまさかの親父介入ッッッ!! ここからはバキだけでなく、闘技場戦士たちも多く活躍する回。バキに倒されたからといって弱いわけではなく、日々の修行で更なる強さを身に着けた闘技場戦士は必見だ!!
「最凶死刑囚編」「中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)編」「神の子激突編」に分かれる。「シンクロニシティ(一見無関係に隔絶された物質や生物果ては思想が、地球規模で同時同様の変化を起こすこと)」により集まった死刑囚5人と闘技場戦士の闘いが熱い!!
「禁欲の果てにたどりつく境地など 高が知れたものッッ 強くなりたくば喰らえ!!!」
『バキ特別編SAGA』で、梢江とバキの間に介入。父親らしい? 勇次郎の名言が飛び交った。草食系の男子が多い今の時代に一喝!!
「そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」
中国拳法の使い手「範 海王」VS伝説のボクサーの息子「マホメド・アライJr」との対決。範はボクシングには蹴り技がないことが弱点だと指摘した際、ボクシングを経験のあるバキが返した名言。汎用性のあるこの言葉は、パロディーネタとしても他作品で使われることがある。
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バキの続編、第3部となる『範馬刃牙』。アンチェインや原始人のピクルなど、更なる強敵たちとの闘いがあり、遂に勇次郎との壮絶な親子喧嘩が繰り広げられる回になる。
「実戦シャドーファイティング編」「超絶!!監獄バトル編」「野人戦争(ピクル・ウォーズ)編」「強者達の闘い編」「地上最強の親子喧嘩編」に分かれる。実戦シャドーファイティング編では、人間ほどの大きさのカマキリを想像して闘う修行をする。野人戦争編では、原始人「ピクル」が発掘される。ピクルはなんと蘇り、闘技場戦士と闘っていく。規格外のストーリーや修行に驚愕の絶えない作品だ。勿論、地上最強の勇次郎VSバキが最大の見所だ!!
「イヤミか貴様ッッ」
父親に食事を誘われたバキは私服で待ち合わせ場所に行った。シティホテルでの食事であればジャケットは必須と怒鳴られる。「ちゃんと教えられたことなかったし」と口応えするバキに一喝!! 地上最強の男が放つ言葉だと思うと何故か面白い。
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只今連載中の第4弾。地上最強の親子対決から数か月後__。最も熱くスリリングな対決を終えたバキは、いくら闘おうとも親子喧嘩ほど熱くなれるものはなく、全てに退屈してしまった。他の武闘家たちも同じく、平和な時が流れていた……。だが、地下闘技場の主「徳川 光成」は、クローン技術により伝説の剣豪「宮本 武蔵」を復活させた!! 血沸き肉躍る武闘家たちは、武蔵の元へ駆けつけるが、そこに、『グラップラー刃牙』の当初から登場する「本部 以蔵」が立ちはだかる……。
全く予想だにしていなかった宮本 武蔵が登場!? これまでのルールであれば武器以外なんでもOKだった試合が、武器の許可が下りたことで死合へと変わる。宮本 武蔵の驚異的強さの前に、あの本部が動く……。『刃牙道』とは本部回と言っていいほど、本部が暴れまくります。「本部が強くて何が悪い!」と作者も本部がお気に入りのよう……。
「俺が守護らねばならぬ」
宮本 武蔵に脅威を抱いた本部は、武蔵の前ではバキも愚地も勇次郎でさえも敵わないかもしれないと思った。だから守ると決めた本部!! 初期は強敵だったが、途中から解説王に成り下がったこのキャラが、バキや勇次郎たちを守護宣言!? 宮本 武蔵の出現より、この名言にファンはざわついた……。
「悪いことは言わない烈氏には機関銃の用意を! 」
烈 海王VS宮本 武蔵の闘いの情報を知った本部が徳川に提案した。「守護らねばならぬ」から読者は本部に期待しまくりの中、烈には助言のみ。この迷言にファンはざわついた……。
バキシリーズはとても特徴的なバトルマンガだ。長編シリーズはどうしてもかつての強敵やライバルが雑魚になりやすいが、バキでは「こんなに強かったのか」と毎回思わされる。一度読んでしまえば、バキシリーズの魅力に憑りつかれてしまうことだろう。
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