名前が難読漢字1文字のキャラが登場する漫画52 Pt.

「名は体を表す」という言葉がある通り、キャラの名前でどんな人物かを思い出すことも多い。ただ、中にはあまりにも難しい漢字を使用していて、読み方が分からない名前もある。今回は、そんな難読漢字1文字の名前を持つキャラを5人紹介する。

本作から紹介する難読漢字を名前に持つキャラは、亀山航（かめやま わたる）だ。航は、主人公・青井葦人と同じく「東京シティ・エスペリオンユース」の1年生選手であり、Bチームに所属している。背番号は35番、ポジションはMFであり、「ジュニアユース昇格組」の1人だ。「ジュニアユース昇格組」とは、「ユース」より更に低年齢の選手が集まる「ジュニアユース」から選ばれ、「ユース」で練習に励んでいるメンバーのこと。そんな「ジュニアユース昇格組」にも、航をはじめ、Bチームに甘んじている選手は多い。ユースから選ばれたとはいえ、それだけでは勝ち抜けない厳しい世界なのだ。航は、武蔵野ユースとの試合前には、葦人らの居残り練習に付き合ったりもしている。控え選手ながら、航はとても練習熱心なサッカー選手である。

本作からは、難読漢字を名前に持つキャラとして、霧の守護者・六道骸（ろくどう むくろ）を紹介する。骸は、ボンゴレファミリーの10代目ボス候補・沢田綱吉（通称ツナ）を守る「霧の守護者」に選ばれた少年だ。登場した頃の骸は、酷い生い立ちからマフィアの殲滅を目論んでいた。そして、当時収監されていたマフィア刑務所より脱獄。ツナに成り代わろうと近づくが、返り討ちにされ、再びマフィア刑務所に収監される。その時に、不思議な精神世界で出会った少女・クローム髑髏と心を通わせる。以降は、ツナの窮地に幾度となく駆けつけることとなる。骸は、死後の世界「六道」を全て経験して得た「六道輪廻」という能力を駆使し、数々の強敵を退けていく。ちなみに、二枚目ということも相まって、骸は、作中屈指の人気キャラクターである。

本作からは難読漢字を名前に持つキャラとして、一色慧（いっしき さとし）を紹介しよう。慧は「遠月学園」の2年生。後輩となる主人公・幸平創真たち1年生にとっては、面倒見のよい優しい先輩だ。慧は、望月学園の最高決定機関「遠月十傑評議会」の第七席（後に第二席になる）という実力者。第七席とはいえ、真の実力は隠していると言われており、他の「十傑」たちからも警戒されている存在である。また、祇園にある老舗割烹店の跡取り息子であり、慣れ親しんだ和食を活かした料理を作ることも多い。慧には「脱ぎ癖」があり、創真との「食戟（料理対決）」では、裸エプロン姿で真剣勝負をしている。その姿は、服を着ている姿に違和感を覚えるほどのインパクトがあり、ある意味でサービス精神旺盛なキャラといえる。

本作から紹介する難読漢字を名前に持つキャラは、嗎新（いななき あらた）だ。嗎は、十二天将家の一角・嗎家の当主であり、「太裳」の称号を継承している。嗎家は、戦闘支援を得意とする家系である。嗎も、戦闘ではサポート役として活躍。主に、仲間の能力強化を担っている。また、嗎家は、陰陽師教育機関を運営している。嗎は、ろくろたちが通う「土御門島の学校」の校長を務めているのだ。しかし、嗎は筋金入りのオタクで、陰陽師のトップや、他の十二天将たちを「たん」や「氏」付けで呼んだり、魔法少女姿の式神を操ったりしている。そのため、ろくろからは「終わっているだろこの学校」と言われる始末。だが、陰陽師としてはかなりの実力者であり、強敵・石鏡悠斗討伐の際は総指揮を務めている。

本作から紹介する難読漢字を名前に持つキャラは、夜神月（やがみ らいと）だ。月は、高校在学中に、人を殺すことができる「デスノート」を偶然拾い、死神・リュークと出会った。そして月は、デスノートを使って理想の世界を作ることを決意。次々と、凶悪犯や、目的達成の障害になる人を「処刑」していく。次第に月は、世間の人々から「救世主キラ」として崇拝されるようになる。一方、天才名探偵・Lや日本警察による、キラ捜査が始まる。月と、キラを追う者による、熾烈な駆け引きが繰り広げられる。月は、彼らとの頭脳戦に勝利する。その後、Lの後継者であるニアとメロが、月の前に現われる。月は、2人によって追い詰められていくことになる。ちなみに、月と恋仲になる弥海砂は、当初、「月」の読み方が分からなかった。