事故を起こした宇宙船の生き残りだった地球人の赤ん坊が、異星人の旅芸人一座に育てられるSFギャグ漫画。赤ん坊だったコロナを育てる異星人たちは、コロナが社会復帰する時のため、それぞれが家族の役を受け持って地球人として常識的に育てようとしている。しかし地球文化の情報が限られ、また各々の見た目や能力が特異なため、異様な日常がくり広げられる。「ペット」の役割を持つ「ターくん」は、人間の脳と脊髄に手足が生えたような姿だがなぜか「リス」ということになっている。口にあたる部分には触手が生えており、アップで登場すると大変恐いため「おかあさん」などによく怒られる。
架空の国々が長期的な戦争を続けている世界で、陸海空軍の兵站を担う「兵站軍」の生活を描いた架空軍記漫画。タイトルの「スタンプ」とはイタチやキツネに似た「イタチモドキ」という小動物で、輸送品に紛れていた所を見つかり、主人公・マルチナに懐いてペットのような扱いとなった。名前の由来は、書類にインクで足跡をつけてしまったことから。
小学生・芦屋アシベとペットのゴマちゃんの交流と、周辺の人々の日常を描いたギャグ4コマ漫画。ゴマちゃんは最初、魚屋の物と思われるトラックから転げ落ちたところをアシベに拾われ、魚と思われて芦屋家に運ばれ、捌かれかけた。しかしゴマフアザラシの子であることが判明し、食べるのは可哀想だからということでアシベのペットになる。愛くるしい仕草や泣き声で周囲の人々に可愛がられるが、アシベの両親には布団叩きやクッションの代わりにされるなど粗末に扱われることがある。現実のゴマフアザラシと違い、かなり年月がたっても毛色が生え変わらず、純白のまま。
海賊王を目指す少年・ルフィと仲間たちの海洋冒険漫画。トニー・トニー・チョッパーは、ドラム王国でルフィと出会い仲間入りした、トナカイの子ども。悪魔の実「ヒトヒトの実」を食べたことで、人型・獣型・人獣型に体型を変えることができ、人語も動物の言語も話すことができる。育ての親と師から医学を学んでおり、ルフィの船での医療を担当する。医者としてのみならず戦闘要員としても活躍する立派な海賊団のメンバーだが、海軍には一味のペットと認識されており、懸賞金が異様に安い。なお、海賊団のコック担当であるサンジには「非常食」と呼ばれることもある。
弱虫の少年・のび太を未来から来たロボット・ドラえもんが世話する漫画。「のび太の恐竜」というエピソードでは、のび太が発見した卵の化石をドラえもんの道具で孵化の前に戻し、孵化させる。生まれたのはフタバスズキリュウの子で、のび太は「ピー助」と名づけた。ピー助はのび太に懐いたが、成長するピー助を隠しきれず、タイムマシンで白亜紀に送ることになる。後に、このエピソードを元にしたアニメ映画が企画され、ピー助を再度救出する為のび太たちが白亜紀で活躍する長編に、漫画でも再構成。『大長編ドラえもんシリーズ』の第一弾となった。