最強の戦略家にして桁違いの野心を持つ男ナポレオンの生涯をエネルギッシュに描く問題作。ナポレオンの性格やそのエピソードは、ある程度は史実をもとに描かれていますが、作者の独自解釈によって、時にはとんでもない展開を見せることも! 激動の時代を切り開く大英雄を描く上で史実などにこだわっていられないという作者の気合をぜひとも感じ取ってください。
フランス革命後の混乱からフランスを率いてヨーロッパに大帝国をうちたてた不世出の英雄ナポレオン。「余の辞書に不可能はない」はあまりにも有名な言葉ですが、果たしてマンガではどのように描かれているのでしょうか。
最強の戦略家にして桁違いの野心を持つ男ナポレオンの生涯をエネルギッシュに描く問題作。ナポレオンの性格やそのエピソードは、ある程度は史実をもとに描かれていますが、作者の独自解釈によって、時にはとんでもない展開を見せることも! 激動の時代を切り開く大英雄を描く上で史実などにこだわっていられないという作者の気合をぜひとも感じ取ってください。
この作品は、ナポレオン帝政期の警察大臣ジョセフ・フーシェをモデルとした人物。主人公コティはそのすぐれた情報能力で、ナポレオン政府の情報大臣となり、したたかに生きていきます。この作品でのナポレオンは奥さんのジョセフィーヌに翻弄されるちょっとコメディチックな存在。主人公コティのこともうとんでいるのですが、その優秀さゆえに用いざるを得ず、たえず煮え湯をのまされている感じに描かれています。
『ベルサイユのばら』の池田理代子先生によって描かれた英雄ナポレオンの生涯。この作品は、『ベルサイユのばら』の後日談的な要素もあり、共通の登場人物も多く登場します。権力を握るまでは無私な愛国者であったナポレオンが、皇帝となった後に傲慢な独裁者と化し、没落するまでが描かれます。
『ベルサイユのばら』にもワンシーンながらナポレオンが登場します。主人公オスカルと一瞬すれ違うナポレオン。しかし、オスカルはこの一瞬のすれ違いで、ナポレオンの並外れた野心と覇気を見抜きます。この時ナポレオンは一介の砲兵大尉にすぎません。オスカルもそれだけ非凡な軍人だったということなのでしょう。
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