大人気のキャラ、悪役なのに何故か味方となり良い奴になっているキャラ、その作品の顔ともいえるキャラ、そんなキャラが死ぬシーンはついつい涙を流してしまうことだろう。その死に方が悲惨であったり、華々しかったりすれば尚のこと。その後、記憶から消えることなく心に残り続ける。そんな涙なしには見られない、涙を誘う死に方をしたキャラを10人紹介。
この死に方は間違いなく泣くでしょう、というくらい涙を誘う死に方をしたキャラを10人紹介。
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大人気のキャラ、悪役なのに何故か味方となり良い奴になっているキャラ、その作品の顔ともいえるキャラ、そんなキャラが死ぬシーンはついつい涙を流してしまうことだろう。その死に方が悲惨であったり、華々しかったりすれば尚のこと。その後、記憶から消えることなく心に残り続ける。そんな涙なしには見られない、涙を誘う死に方をしたキャラを10人紹介。
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『月刊少年マガジン』にて連載されていたマンガ作品のアニメ化。2013年に「講談社漫画賞少年部門受賞」を受賞し、その名が世に広まった。アニメは2014年に放送され、2016年には実写映画化もされた人気作品である。音楽を1つのテーマとして取り上げ、中学生のピアニスト「有馬公生」とヴァイオリニスト「宮園かをり」が出会うことから物語りは始まる。その互いの才能に惹かれ、共に成長していく様子を描いた作品である。2人とも音楽に対して傷を負っており、それを埋めるように互いの音楽に感化されていく。「宮園かをり」はヴァイオリニストで本作のヒロイン。金髪ウェーブの髪が特徴の元気いっぱいな中学3年生。元々はピアノを弾いていたが幼少期からコンクール常連だった「有馬公生」の演奏に感銘を受け、いつか伴奏を弾いてもらいたいという思いからヴァイオリンに転向した。中学に上がり憧れの「有馬公生」と同じ学校だということを知るが、最初は接触しようとは思っていなかった。しかしとある事情から彼に近付くことを決め、周囲の協力の元、関係を持つように。「有馬公生」には特別な感情を抱いており、「君をもっと知りたい」といった発言をしている。演奏する際は、楽譜に忠実に弾くことを求められるコンクールにおいても個性的で情熱ある演奏で観客を魅了。ただし審査員からは酷評されている。その溢れでる思いが乗せられたような演奏は、心の問題を持っていた「有馬公生」にも響き、大きな影響と転機を与えることとなった。最後は病死してしまい物語が色を失ってしまったようになったが、そのあどけない笑顔も、まっすぐな姿勢も、豊かな演奏も、全てが強く印象に刻まれたキャラである。
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『週刊少年ジャンプ』で連載していた大人気マンガのアニメ化作品。家族を守るために死神になった「黒崎一護」を主人公とした、死神たちの活躍を描く。「市丸ギン」は死神たちの住む「尸魂界」の護衛部隊「護廷十三隊三番隊隊長」。糸目と少し不気味な雰囲気を持つことが特徴。常に薄ら笑いを浮かべており、何を考えているのかが分かりにくいことから、周囲からは掴みにくい存在とされている。性格も飄々としたもので、関西弁を使ってフラットな印象を周囲には植え付けている。しかしその胸の内は決して明かされることはない。「斬魄刀」は「神鎗」。伸縮自在の「斬魄刀」であり、「卍解」ではその長さは13kmまで伸びるとされている。物語が進むにつれて死神たちの敵となる「破面」勢力であることが明かされ、「藍染惣右介」と共に「虚圏」へと行ってしまった。しかしその真相は、幼い頃に一緒に過ごしていた「松本乱菊」を守るためだった。「松本乱菊」とは幼馴染で、一時期は一緒に住んでいたこともある。彼が死神となったのも元を辿れば「松本乱菊」を守るためであり、全ての黒幕である「藍染惣右介」を討つために行動を共にしたのであった。何も告げずのままだったが、ここで「市丸ギン」が大切な人を守るために自らを犠牲にできる心の持ち主であることが明らかになったのだ。最後は「松本乱菊」に謝罪をし、彼女のことを全霊で思った描写がなされ、多くの視聴者の好感度を上げた。大切な人に嫌われようと、疎まれようと、守るためならば悪役さえも演じ切る、芯のあるキャラである。
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「ガイナックス」制作によるオリジナルアニメ作品。熱血ロボアニメであり、「中央突破」や「王道路線」を意識した作品となっている。本作は全27話を4つに分類し、全4部構成からなっている。主人公の「シモン」は得意の穴掘りの途中「ガンメン」というロボットと出会った。襲い掛かってくる「敵ガンメン」に兄貴分「カミナ」と共に立ち向かうが、死闘の末に「カミナ」は命を落としてしまう。悲しみに明け暮れる「シモン」は次第に立ち直り、黒幕「テッペリン」を陥落させた。そしてときは過ぎ7年後、「シモン」は新政府を設立し日々を送っていたが、新たな敵と宇宙にて対峙。「シモン」率いる「グレンラガン」が運命にそのドリルで風穴を開けるのであった。「カミナ」は「シモン」の兄貴分であり、水色の尖った髪と全身タトゥーが特徴の青年。常に上半身裸でその屈強な肉体を露わにしており、その背中には父親の形見である真紅のマント、指にはドクロの指輪をはめている。何事にも熱い姿勢で挑み、気合で解決しようとする。そしてロマンを追い求めているのだ。リーダーシップも持ち合わせ、常に周囲を引っ張っていく逞しい存在でもある。そのリーダーシップを如何なく発揮する契機が「グレン団」の結成となった。内向的な「シモン」を引っ張り、「ヴィラル」との戦いでは彼をどこまでも奮い立たせた立役者。その最後は「あばよ、ダチ公」で締めくくられ、仲間の誰もが涙を流した。この1つのシーンに彼の存在の大きさが集約されていたことだろう。情熱で駆け抜ける、漢気溢れる姿は格好良いの一言。破天荒ながらも一本の芯を通し、素晴らしい最後を飾った男である。
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『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた、「ほったゆみ」と「小畑健」による囲碁をテーマとしたマンガを原作とする作品。累計発行部数は2500万部を誇った大人気作品である。主人公の小学生「進藤ヒカル」は、祖父の家の蔵にて古い碁盤と、碁盤に染み付いた血痕を見つける。それが引き金となり、碁盤に宿りし平安の天才棋士「藤原佐為」に憑りつかれてしまった。彼の代わりに囲碁を始めた「進藤ヒカル」であったが、次第に自身も囲碁の魅力に取りつかれ、プロ棋士を目指すようになる。これは幼き少年が天才棋士に影響され、「神の一手」を目指す物語である。「藤原佐為」は平安時代の天才棋士であり、「神の一手」を追い求めている存在。既に死亡しているため、「進藤ヒカル」の元に現れたときは霊体での登場であった。かつてはその囲碁の才を振るい天皇の囲碁指南役として活躍していたが、指南仲間の汚い手により都を追放され、失意のため入水自殺を試みた過去を持つ。その後、未練から碁盤に宿るようになり、江戸時代では天才棋士「本因坊秀策」に憑依しその存在を生み出した。基本的に子どものような性格をしており、対局したいと「進藤ヒカル」に駄々を捏ねることがしばしば。しかしその才は正に本物で、ひとたび対局となれば真剣な眼差しで盤に向かう。紫色の長い髪、平安時代を思わせる恰好で繰り広げられる対局風景は、どこか気品や色気さえも漂わせる。「進藤ヒカル」を囲碁の道に導き、彼の人生さえも変えてしまうほどの存在の「藤原佐為」。囲碁の魅力を全身で伝えてくれるようなキャラだ。
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『週刊少年ジャンプ』にて連載されている大人気海賊マンガ。長年に渡り幅広い層のファンから愛されており、今尚アニメ、映画、舞台など、多くの展開がされている。海賊王を目指す「モンキー・D・ルフィ」が「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探して冒険していく。「白ひげ海賊団二番隊隊長」として名を馳せ、「モンキー・D・ルフィ」の義兄としても有名なのが「ポートガス・D・エース」である。父は海賊王「ゴール・D・ロジャー」、育ての親は海軍の英雄「モンキー・D・ガープ」という異例な家族構成を持っている。トレードマークはオレンジの帽子と、背中に彫られた「白ひげ」のドクロ、そして顔のそばかす。幼い頃は尖った性格をしていたが、成長するにつれて丸くなり、「麦わら」のメンバーからは「礼儀正しい」「弟思いの良い奴」と評されていた。誰に対しても気さくに関わりを持てる明るくオープンな性格であるが、「白ひげ海賊団」が貶められたり、「エドワード・ニューゲート」を悪く言われると彼の逆鱗に触れる。それだけ「白ひげ」を敬愛し、誰よりその存在を「海賊王」へ導きたいと願っており、「白ひげ海賊団」に誇りを抱いているのだ。「ポートガス・D・エース」も「悪魔の実」の能力者であり、「メラメラの実」を食べたカナヅチ人間。通り名は「火拳のエース」。20歳という若さで懸賞金は5億を超えており、身体が炎に変わるその姿は迫力満点。途中、因縁の相手「黒ひげ」と戦い海軍に捕まり、仲間やその他大勢の人間が救出を試みるも、最後は弟を救う形でその人生に幕を閉じた。最後に彼が放った言葉「愛してくれてありがとう」は、苦しい過去の末に紡がれた言葉であった。明るく信念と誇りを持って生きてきた男である
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『週刊少年ジャンプ』にて連載されていた忍者マンガが原作のアニメ。テレビアニメは『NARUTO -ナルト-』と第2期にあたる『NARUTO -ナルト- 疾風伝』が長きに渡り放送された。主人公の「うずまきナルト」は所謂落ちこぼれ忍者であった。その身体にはかつて里を襲った「九尾の妖狐」を宿しており、強大すぎる力を上手くコントロールできていなかったからだ。そして「九尾の妖狐」を宿していることから里の者からは恐れ嫌われ、孤独に生きていた。そんな彼が一人前の忍となるべく成長してく様子を描いた、手に汗握る作品である。「木ノ葉の伝説の3忍」の1人、「自来也」。彼は「忍蝦蟇」と口寄せの契約を結んでいることから「ガマ仙人」という異名が付いている。まだ「下忍」であった「うずまきナルト」の師匠として彼の成長に大きく力添えした人物であり、「螺旋丸」と「口寄せの術」を伝授したのも「自来也」である。2年間つきっきりで修行に付き合い、忍術だけでなく「チャクラ」のコントロールの仕方や基本的な戦闘技術、そして「忍」としての生き様など、多くのことを教えた。下の世代を育成する力は相当なもので、他にも多くの優秀な教え子を育て上げた功績を持つ。また、自身の戦闘力も素晴らしく、老齢とは思えぬ捌きの良さで戦陣に立っていた。「うずまきナルト」とは師弟関係を超え、最後には「うずまきナルト」を思い出し沈んでいったことからも、互いになければならないような関係が構築されていたということが伺える。主人公を裏で支えていた立役者であり、最後まで格好良い師匠であったキャラ。
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主人公「丈槍由紀」ら女子高生たちが住む街、そして学校は、突如としてゾンビに襲われた。人間をゾンビに変えてしまう感染症が蔓延し、皆ゾンビとなってしまったのである。生存者はごくわずか。その中で少女たちは「巡ヶ丘学院高等学校」に立て籠り、なんとか生き延びようと試みる。学校で息を潜めるように生活する少女たちだが、「丈槍由紀」は何故かそのことを認識していない様子である。周りの3人はその調子に合わせつつ生活するが、果たして彼女たちの運命は。「巡ヶ丘学院高等学校」の現代文の教師であり、「学園生活部」の顧問が「佐倉慈」である。生徒を思いやる非常に優しい性格で、「めぐねえ」という愛称で親しまれているが、その度に「佐倉先生でしょ」と訂正を求める。「丈槍由紀」らが学校の屋上に避難して生き残った際に避難生活を導いた人物で、「学園生活部」の全ての始まりを作ったのが彼女である。物語終盤でゾンビ化してしまったが、死して尚「丈槍由紀」の空想の中に現れて彼女たちを守ろうとしている。彼女は生前、校長から「緊急避難マニュアル」を渡されていたが、ギリギリまで目を通さなかったために事態が悪化していたことを知りショックを受けた。しかし最後まで自分にできる全てを賭けて生徒たちを守ろうと行動したのである。迫りくるゾンビを引きつけ屋上に1人で籠城、自分1人を犠牲にしてゾンビと化して、最後は悔やまれながらも殺されてしまった。いつも柔らかく笑い、命が尽きても生徒たちを思い続ける先生の鏡である。
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「僕と契約して魔法少女になってよ」。謎の生き物「キュゥべえ」からそう告げられ、人類の敵である「魔女」と戦う少女たちの残酷で過酷な運命を描いた作品。魔法少女になることで何でも願いを叶えてあげると「キュゥべえ」に言われて悩む「鹿目まどか」だったが、先輩魔法少女の「巴マミ」が迎えた悲惨な結末を傍観者として見届けることで魔法少女の実態、成れの果てを知った。その理を変えるため魔法少女になることを決意した「鹿目まどか」は、魔法少女の運命に悩みながらも他の魔法少女たちと「魔女」を倒すことに。「佐倉杏子」は「巴マミ」の縄張りを奪いに別の街からやってきたベテラン魔法少女。男勝りで勝気な性格をしており、他者が犠牲になっても構わないという考えを持っている。そのため魔法少女同士で戦うことも厭わず、最初は「鹿目まどか」たちに対しても攻撃を仕掛けた。武器は変幻自在の槍。戦闘における判断力やパワーは魔法少女の中でもトップクラスである。そんな彼女の願いは「皆が父の話を聞くようになること」。父は教会の聖職者であったが、周囲は父の言葉を聞かず、さらには破門にまで追い詰められた。願いのために魔法少女となるが、その真実を知った父からは「魔女」と罵られ、最後は「佐倉杏子」1人を残し一家は心中。彼女が常に何か食べ物を食べているのは、こういった経緯からくるストレス解消の一種だと捉えられている。また、破門され生活に困窮するようになったことから食べ物を粗末に扱う人間を嫌う。しかし根はとても優しく、「美樹さやか」が魔女になってしまったときは一緒に最後を遂げた。悪役として登場しながらも、最後は性善に散っていったキャラだ。
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ゲームを原作とする大人気アニメ『STEINS;GATE』。アニメ版は原作に沿った構成で展開され、原作ファンを中心に大きな話題となった作品である。主人公の「岡部倫太郎」は「未来ガジェット研究所」という小さな研究所で日々奇天烈な発明品を作り出していた。あるとき向かった講義会場で天才少女「牧瀬紅莉栖」と出会うがそのすぐ後、その少女が死んでいる場面に出くわす。一連の出来事を「ラボメン」の「橋田至」にメールにて伝えるが、送信後、何故か「牧瀬紅莉栖」は生きているではないか。これらの出来事は、自身らが発明したものが「世界線の移動」を引き起こしていたことが原因だと発覚。その副産物「過去改変」の影響が「岡部倫太郎」を苦悩へと追いやることに。「岡部倫太郎」は皆が生き残れる「世界線」へと辿り着けるのか。ドクターペッパーが大好きな実験大好きっ娘、「牧瀬紅莉栖」。11歳のときにアメリカの「ヴィクトル・コンドリア大学」に飛び級で入学した天才少女。18歳にして大学院にも通い、その世界では有名な人物である。日本に一時帰国した際に「岡部倫太郎」と知り合い、「ラボメン」の一員となった。クールで論理的過ぎる傾向があるが、実際は好奇心旺盛で年齢相応の性格も持ち合わせている少女である。後に「岡部倫太郎」とは徐々に距離を縮めて様々な困難を乗り越え、手を差し伸べるようにも。極度のツンデレで、ついニヤニヤしてしまうような可愛らしい一面がある彼女。ときにはオタクな一面も覗かせつつも、知的で優しさのあるキャラである。
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キャッチコピーは「家族に会いたい、と初めて思った。」本作は「ノイタミナ」の中で2本目のオリジナルストーリーアニメであり、平成21年度「文化庁メディア芸術祭アニメーション部門」において優秀賞を受賞している。マグニチュード8.0の海溝型大地震が発生し、甚大な被害を被った東京の街を舞台に、被災者である「小野沢未来」という少女の目線から物語が展開されている。「小野沢未来」はある日、弟の「小野沢悠貴」とお台場に遊びに来ていた。すると大地震が発生、レインボーブリッジは沈み、東京タワーは倒壊してしまうほどの被害に見舞われてしまった。2人は偶然知り合った「日下部真理」と共に家に帰ることになるが、被害を実際の目で見た「小野沢未来」が何を感じていったのかが焦点となっている。「小野沢悠貴」は「小野沢未来」の弟で、共にお台場にて震災に見舞われてしまった少年である。当時、お台場にて別行動をとっていたときに震災が起こり、その後に姉と合流、帰路に着くことになった。8歳とは思えぬほどに聡明で気配りのできる子。姉の機嫌が悪いことを敏感に察し、自分の思いを隠したりする機転を利かせるのである。帰路に着く途中、体力の限界からか体調を崩していしまい物語終盤では再度倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった。熱中症や東京タワー崩壊のときに降ってきた瓦礫で頭をぶつけていたことが原因とされている。それまで被災した状況を思わせないような元気な素振りを見せていただけに、そのあまりに突然の死は姉の「小野沢未来」と、行動を共にしていた「日下部真理」に大きな衝撃を与えた。本作の主人公の1人でもあり、小さいながらに元気な姿で駆け回り強烈な印象を残してくれたキャラだ。
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