作品を選ぶ基準のひとつに”画力”が入っている方は多いはず。読みたいジャンルによるが、絵が上手いにこしたことはないですよね? 今回は、画力が高いマンガ家の作品を8選紹介する。
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代表作は『東京喰種トーキョーグール』
2011年より連載された石田スイ先生のデビュー作、アニメ化、舞台化、2017年には実写映画化も予定され、留まぬ人気を博した。元々石田スイ先生はWebでマンガを掲載していて(先生のために詳細は省く)、徐々に絵が上手くなっていった。少年ジャンプ+による富樫義博先生とのコラボで、『HUNTER×HUNTER』のヒソカの外伝も描いている。『東京喰種トーキョーグール』全17巻、『東京喰種トーキョーグール:re』は7巻まで発売、ヤングジャンプにより連載中。
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代表作は『風の谷のナウシカ』
言わずと知れたアニメ界の巨匠宮崎駿先生。アニメーター、マンガ家、映画監督、他に株式会社スタジオジブリ取締役、アニメーション文化財団理事長etc……となんでもこなしてしまう天才。マンガ作品は他に『宮崎駿の雑想ノート』『風立ちぬ』がある。1982年にてアニメージュより連載、全7巻が発売された。この『風の谷のナウシカ』は、映画を推し進めるさいに書き始めたもので、極めて細かい絵と濃厚なストーリーにより、評価の高い作品となった。映画とは、ストーリーも印象もかなり違うため、映画を見たことある方にもオススメしたい。
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代表作は『SLAM DUNK』、『バガボンド』、『リアル』
デビュー作は『楓パープル』、主人公は流川楓。そう、『SLAM DUNK』の元となった作品である。主にバスケットを主としたスポーツマンガを書くことが多い。今回紹介するのは1998年よりモーニングにて連載された『バガボンド』。原作は吉川英治の小説『宮本武蔵』。宮本武蔵の生涯を描いた作品。精神的、身体的描写が素晴らしく、ごちゃごちゃと多く無駄なものを描かないシンプルさも魅力となっている。全37巻発売、現在連載中。
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代表作は 『ナムジ』、『王道の狗』、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』
アニメーターとして活躍していたが、マンガも日本漫画家協会賞優秀賞や、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞するなど評価が高い。主に歴史や神話ものが多いが、特に人気を博しているのはやはり『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 だろう。当時キャラクターデザイン、作が担当としてアニメ『機動戦士ガンダム』の制作に携わっていた。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 は、オリジナル要素を含めた『機動戦士ガンダム』のリメイク作である。筆圧の太い独特の作画で、モビルスーツなどは絵から重厚感がひしひしと伝わってくる。
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代表作は『幽☆遊☆白書』、『レベルE』、『HUNTER×HUNTER』
休載の多いマンガ家として有名になってしまったが、本気を出した冨樫義博先生はスゴイ!! 有名な3作品から紹介するのは『レベルE』。週刊少年ジャンプであるにも関わらず月1連載された本作は、なんとアシスタントを使わずにひとりで描き上げた。だからといって手抜きでは決してなく、キャラクターの力強さ、細かさが鮮明に描かれ、無数の虫のような生物、巨大宇宙生物もこなし、結構ノリノリである。ストーリーもオカルト的な要素が多いSFマンガであり、他の作品にはない新たなる世界に引きずり込まれるだろう。
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代表作は『CYBORGじいちゃんG』、『ヒカルの碁』、『DEATH NOTE』、『バクマン。』
デビュー作は『CYBORGじいちゃんG』。残念ながら打ち切りとなってしまったが、『ヒカルの碁』が大ヒット、続く『DEATH NOTE』、『バクマン。』でヒットメーカーとなった。高校生の時からかなり絵が上手で、編集者に一目置かれるほどであったが、デビューから10年、中々日の目を拝むことのできない存在であった。ブレイク後は太宰治の『人間失格』の表紙のイラストを描いただけで、古典的な小説がヒットするなど、その影響力は計り知れない。絵の綺麗さでは『DEATH NOTE』、『All You Need Is Kill』をオススメする。
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代表作は『NARUTO -ナルト-』
1996年『カラクリ』よりデビュー、1999年週刊少年ジャンプで連載された『NARUTO -ナルト-』が大ヒットした。冨樫義博先生、小畑健先生等も流れるようなキャラクターの動き、カメラワークを絶賛している。背景などの書き込みも多く、扉絵などには世界観を表現した街並みが細かく描かれている。全72巻。*続編『BORUTO―ボルト―』には携わっていない。
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代表作は『Dr.スランプ』、『ドラゴンボール』
1978年に『ワンダーアイランド』でデビュー。代表作はどちらも大ヒットし、特に『ドラゴンボール』は日本を代表するマンガ作品となった。他に『ドラゴンクエスト』シリーズや『クロノトリガー』などのゲーム作品のキャラクターデザイナーも務めている。メリハリのある描写により、バトルシーンでは迫力のあるシーンが描かれている。ストーリーは基本王道だが、鳥山明先生がラブコメものは苦手ということもあり、あまり恋愛に関わるシーンは少なく、孫悟空とチチとの結婚やベジータとブルマの結婚もササッと描かれている。
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