たった3年間だけ思春期の女の子が持てる至極の称号がある。
『女子高生』
女子高生のどこが至極かって?
Yシャツにリボンにカーディガン。
チェック柄のプリーツスカートにハイソックス。
まず制服姿が可愛い。
そして何より……
若い女の子ってところが最高なんだ……
……というプロローグから物語が始まる。
作者「しまぷ」による女子高生が普段何を考え、行動しているのかを追求した『女子高生の生態図鑑』が遂に書籍化される。発売は2016年9月29日。本記事では、インターネット上で公開されて600万PVを越える本作の魅力に迫っていく。
たった3年間だけ思春期の女の子が持てる至極の称号がある。
『女子高生』
女子高生のどこが至極かって?
Yシャツにリボンにカーディガン。
チェック柄のプリーツスカートにハイソックス。
まず制服姿が可愛い。
そして何より……
若い女の子ってところが最高なんだ……
……というプロローグから物語が始まる。
まるで、スケベなおっさん視点のような導入となっているが、このプロローグの言動は、女子高生によるものである。このプロローグでスケベなおっさんめいた言動を発しているのが本作の主人公「三上」。
「三上」は、女子高生が大好きな女子高生であり、いつもカメラを持っていて、勝手に女子高生を盗撮している。男子だったら、変態である。また、「三上」は、重度の脚フェチでもあり、校内の女子高生の脚をスケッチした『友脚コレクション』を作成している。
物語は、主人公「三上」を中心として、個性豊かな女子高生の登場人物とのやり取りがメインの日常ものである。ただ、日常ものと言っても、主人公が変態でもあるのが原因で、かなりリアルな女子高生の普段のやり取りが確認できる。例えば、「バストの話」や「Yシャツ下のインナーのオシャレ度」などなど……。
ちょっぴりセクシーで笑い有りの本作に注目していきたい。
4コマと短編の作品で構成されているのが本作である。それぞれの話では、女子校ならではの「あーそれ分かるー!」「そーいう光景見たことあるー!」や、主人公が変態すぎるため「いやいや、それは無いでしょ!」という内容が盛り沢山となっている。今回は、4コマ1話と短編1話を本記事で紹介する。
紹介させて頂いた2話以外にも、主人公「三上」の変態っぷりが炸裂した話が盛り沢山。また、『どうでもコラム』というコーナーでは、個性豊かな登場人物の制服の着こなしについて細かく描かれている。更に、着こなしだけでなく、制服の着替え方講座もあるのだが、非常にリアルに描かれていて面白い。
ちょっと嗜好性が変わっている「三上」を中心に、昨今の女子高生の状況が記載された本作を通じて、女子高生の生態を是非学んでみて欲しい。
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