あらすじ
2歳になった関真来は、このところ何かを作ることに夢中になっている。母親の関るみは真来の成長を喜びつつも、完成した作品を見て個性な父親、関俊成から悪い影響を受けていることを感じずにはいられない。今のうちに理想の子育てをした方がいいと思ったるみは、ぬいぐるみを使って真来に語りかける。(ちゃぷたあ1)
登場人物・キャラクター
関 真来 (せき まくる)
関るみと関俊成の一人息子。年齢は2歳で、周囲からは「まっくん」と呼ばれている。片言ながらしゃべることができ、いろいろなものに興味津々。善悪がわからないままにテレビで見たことをすぐに真似(まね)したり、両親にかまってもらいたくて、おもちゃを使った個性的な遊びをしている。
関 るみ (せき るみ)
関真来の母親で、関俊成の妻。結婚前の名前は「横井るみ」。しっかりとした性格で、真来の遊びに付き合いながらも、ダメなことはちゃんとダメだと注意して、真来の教育をしている。真来の子育てでクタクタになりながらも、息子の成長を実感する日々を送っている。保育士として働いているが、現在は育休中。
関 俊成 (せき としなり)
関真来の父親で、関るみの夫。真来のことをかわいがっており、出張のたびにおもちゃを買って帰って来る。手先が器用なため、ダンボールなどを使って真来のためにさまざまな遊び道具を作っている。
関 純 (せき じゅん)
関俊成の妹で、関真来の叔母。中学校に通いながら読者モデルとして活動しており、映画やCMにも出演している。幼稚園の頃から俊成のことが好きだったため、真来のことも溺愛している。稼いだお金のほとんどを真来へのプレゼントに使っているため、関るみから真来をあまり甘やかさないで欲しいと注意されている。
後藤 桜子 (ごとう さくらこ)
恋愛小説家を生業とする女性。すでに何冊もの本を出している売れっ子作家。関るみとは中学時代からの友達で、今でも当時の友達とは交流がある。中学時代のるみと関俊成とのやり取りを見て二人は付き合っていたが、卒業と同時に別れてしまい、ショックのあまりるみが記憶喪失になったとカンちがいしている。そんな二人のことを記録して書き留め、自分の願望を加えた内容をインターネットで投稿したところ注目を集め、小説家としてデビューすることとなった。
前作
となりの関くん (となりのせきくん)
授業中の1人遊びに時間と情熱を注ぐ男子高校生関くんと、その隣に座る女子高生るみのコミカルなやり取りを描いた学園コメディ漫画。授業中の内職とは思えないほどクオリティの高い遊びをする関くんと、その様子をハ... 関連ページ:となりの関くん
書誌情報
となりの関くん じゅにあ 全3巻 KADOKAWA〈MFコミックス フラッパーシリーズ〉
第2巻
(2022-06-22発行、 978-4046815699)
第3巻
(2023-06-22発行、 978-4046825179)
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